[概況]
欧州市場に入り、イタリア下院予算委員会委員長が「イタリアは独自通貨を用いれば債務問題を解決出来るだろう」と発言した事を受けてユーロは売られ、序盤に当日安値130.730円まで下落し、ドルも連れ安となったが其の後は下げ止まりから値を戻した。
其の後NY株式市場が売られて始まるとドルは序盤に当日安値113.530円まで下げたが、株価が上昇に転じた事でドルも買い戻され、パウエルFRB議長が講演で「経済見通しは際立ってポジティブ」と述べ、「稀な経済には漸進的利上げ継続を支持」と述べた事を受けてドルも買い戻された。最後は前日比-27.5銭の113.705円と反落して引けたが、114円を付けた達成感もあったと見られ、大きな流れはまだ上だと見ている。
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