ドルは113円台前半から後半までの揉み合い継続

[概況]

上昇で始まった欧州株式市場が下落に転じると為替市場も円買い優勢となり、NY市場序盤にドル(113.380円)やユーロ(131.390円)、ポンド(148.55円)は当日安値まで下落した。

其の後は下げ止まりから揉み合いとなり、NY株式市場が序盤の下げから上昇に転じると共にドルも買い戻されて、引け間際には東京時間に付けた当日高値113.915円に迫る113.910円まで反発した。

最後は前日比-10銭の113.885円と113円後半で引け、ユーロやポンドも下げたが、それ以外の主要通貨は小幅高で引けるなど前日とは反対の動きとなった。

またこの日は朝方(NY市場終盤)にNZ中銀が声明で次回の利上げ予想を従来の2019年第3四半期から第2四半期に前倒しを発表した事でNZドルが買われて大きく上昇した。為替市場は次の材料待ちといった感じの揉み合いが続いているが、ドルは押し目買い継続で良いと見る。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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