ドルは東京時間に111円を割れたが、最後は111円回復

[概況]

東京時間に当日安値110.740円まで下げたドルは其の後下げ止まりから揉み合いとなり、欧州株式市場も売られて始まる中を序盤に111円台回復まで上昇した。
 
其の後も値を戻し、NY市場で発表された6月中古住宅販売件数は予想を下回ったがドル買いは続き、株価の戻りと共にドルも買われて中盤には当日高値111.560円まで上昇した。
 
其の後は揉み合いとなり、最後は前週末比-15銭の111.345円と値下がりしたが111円台を回復して引けた。
東京時間に111円割れまで下げたドルだったが、NY時間には当日高値まで上昇するなど引けでも111円台を回復し、このまま上昇相場に戻る事が出来るかどうかに注目している。日欧に比較した米国経済の優位は続いており、ドルの下値は買われ易いと思われるが、高値を買い上がる動きまでは出にくいと見られ、上昇したところは利食いしておいた方が無難ではないか。
 

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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