ドルが小幅安となる中、英国とEUの合意を受けてポンドは急伸

[概況]

欧州株式市場が売られて始まると円買い優勢となってドルはそれまでの安値を下抜き、欧州市場序盤に当日安値112.875円まで値下がりした。

一方”イタリア副首相は予算案が議会で修正される可能性があると見ている”と報道された事を受けてユーロは買われ、英国とEUがブレグジット後の将来の関係について合意する草案文書を作成したと公表されてポンドは急伸し、欧州市場序盤にユーロ(129.100円)やポンド(145.94円)はそれぞれ当日高値まで上昇した。

其の後は米国が感謝祭による祭日で市場参加者が少ない中、為替市場は小動きとなり、ドルは最後-12.5銭の112.940円と113円を割れて引け、ユーロは小幅高(+8.5銭)となり、ポンドは大幅上昇(+1.06円)で引けた。

本日は日本が勤労感謝の日で祭日、米国も感謝祭に続いて連休を取る投資家も多いと聞いており、大きな動きは期待薄ではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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