ドル、104円台後半、米中摩擦激化で急落

[概況]

週明け26日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米中貿易摩擦で米中双方が強硬姿勢を示し、激化の様相が強まったことを背景として1ドル=104円台後半に急落した。午前9時現在、104円88~92銭と前週末(午後5時、106円63~64銭)比1円75銭の大幅ドル安・円高。
 
米国が先に打ち出した対中制裁関税第4弾に対し、中国は前週末23日、報復措置を取ると表明した。米政府も制裁関税の税率を最大30%に引き上げると公表したため、市場では米中関係のさらなる悪化と、それに伴う世界経済への悪影響への懸念が拡散。
 
日本時間26日早朝から「リスク回避のドル売り・円買い」(外為仲介業者)に勢いが付き、一時は104円50銭前後へ下落した。

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