トランプ米大統領の表明を受け、米ドル円は109円割れ。

[概況]

31日、東京外国為替市場の米ドル円は一時108.880円まで下落し軟調な展開となった。
 
トランプ米大統領が6月10日以降、メキシコ国境からの輸入品すべてに5%の関税を課し、不法移民の流入が止まるまでは関税を段階的に引き上げると表明した。
トランプ米大統領はメキシコ側が移民流入を止める策を講じなければ、関税率を7月1日には10%、8月1日には15%、9月1日には20%、10月1日には25%に引き上げるとした上で、メキシコが有効な策を講じて、不法移民の流入が緩和された場合は、関税を撤廃すると表明した。
 
これらの内容を受け、米ドル円は109円割れの展開、一方でメキシコペソ円は一時5.540円まで下落している。
現在、米ドル円は108.910円付近、メキシコペソ円は5.550円付近で本日安値圏の水準で推移しており、引き続き下値を探る展開が考えられそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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