ダウ5日続伸260ドル高、金融銘柄に買い

24日のNYダウ工業株30種平均は5日続伸した。前週末比260ドル88セント(0.66%)高の3万9411ドル21セントと、24日のNYダウ工業株30種平均は5日続伸した。前週末比260ドル88セント(0.66%)高の3万9411ドル21セントと、約1カ月ぶりの高値で終えた。相対的に出遅れ感のあった銘柄などに買いが入り、ダウ平均を押し上げた。ダウ平均の構成銘柄ではないがエヌビディアなど半導体株やハイテク株の一角は売られた。
 
この日は米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言はあったものの、極めて重要な米主要経済指標の発表はなく、手掛かりが限られた。ダウ平均は前週の上昇基調を引き継ぎ、取引序盤から買いが先行。幅広い業界の銘柄に買いが入り、上げ幅は一時、400ドルを超えた。
 
一方、生成AI(人工知能)ブームをけん引し、時価総額で先週一時、世界首位に立った米半導体大手エヌビディアがこの日も6%あまり下落。前週初めにかけて大きく上昇していたブロードコムやクアルコムなど、半導体関連が全般に売られた。人工知能(AI)関連で業績期待の高い銘柄に投資資金が集中しており、短期的に買われすぎとの見方から利益確定売りが出やすかった。ダウ平均ではセールスフォースやアマゾン・ドット・コム、インテルが下げた。
ハイテク株が総じて売られたものの、ダウは堅調な値動きを維持した。続落したエヌビディアの株価に関しては「短期的な調整ではないか」との指摘が聞かれた。
 
ダウ平均ではアムジェンやシェブロン、ゴールドマン・サックスなどが上昇した。アナリストが投資判断を「買い」で銘柄調査を始めたIBMも高かった。アップルは小幅高で終えた。
 
ナスダック総合株価指数は3日続落した。前週末比192.544ポイント(1.08%)安の1万7496.817で終えた。ネットフリックスが下げた。
 
 
 
 
約1カ月ぶりの高値で終えた。相対的に出遅れ感のあった銘柄などに買いが入り、ダウ平均を押し上げた。ダウ平均の構成銘柄ではないがエヌビディアなど半導体株やハイテク株の一角は売られた。
 
この日は米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言はあったものの、極めて重要な米主要経済指標の発表はなく、手掛かりが限られた。ダウ平均は前週の上昇基調を引き継ぎ、取引序盤から買いが先行。幅広い業界の銘柄に買いが入り、上げ幅は一時、400ドルを超えた。
 
一方、生成AI(人工知能)ブームをけん引し、時価総額で先週一時、世界首位に立った米半導体大手エヌビディアがこの日も6%あまり下落。前週初めにかけて大きく上昇していたブロードコムやクアルコムなど、半導体関連が全般に売られた。人工知能(AI)関連で業績期待の高い銘柄に投資資金が集中しており、短期的に買われすぎとの見方から利益確定売りが出やすかった。ダウ平均ではセールスフォースやアマゾン・ドット・コム、インテルが下げた。
ハイテク株が総じて売られたものの、ダウは堅調な値動きを維持した。続落したエヌビディアの株価に関しては「短期的な調整ではないか」との指摘が聞かれた。
 
ダウ平均ではアムジェンやシェブロン、ゴールドマン・サックスなどが上昇した。アナリストが投資判断を「買い」で銘柄調査を始めたIBMも高かった。アップルは小幅高で終えた。
 
ナスダック総合株価指数は3日続落した。前週末比192.544ポイント(1.08%)安の1万7496.817で終えた。ネットフリックスが下げた。
 
 

【シカゴ日本株先物概況】

24日のシカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前週末比235円高の3万8710円で終えた。この日は日経平均株価が上昇したほか、
ハイテク株が売られる一方で金融やエネルギー株などに買いが入り、米ダウ工業株30種平均も約1カ月ぶりの高値水準で終え、シカゴ市場の日経平均先物には買いが優勢となった。
 
 
シカゴ日経225先物 (円建て)
38710 ( -30 )


シカゴ日経225先物 (ドル建て)
38755 ( +15 )


( )は大阪取引所終値比

【欧州株式市場】
 

■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8281.55(+43.83)
 
24日のFTSE100種総合株価指数は反発した。前週末に比べ43.83ポイント(0.53%)高の8281.55で終えた。欧州政治に対する過度な懸念が後退し、ユーロ圏の主要株式相場が上昇するなか、英国株にも買いが及んだ。金融株の上昇が目立った。

FTSEの構成銘柄では、20億ドル相当の自社株買いを発表した保険大手プルデンシャルが7.32%高と相場をけん引。小売り大手フレイザーズ・グループは3.85%高、高級衣料のバーバリーも3.35%高と買われた。一方、住宅大手バークリー・グループは2.07%安、会計ソフト大手セージは1.34%安、送電大手ナショナル・グリッドは1.11%安。

 
 
 
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18325.58(+162.06)
 
24日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前週末比162.06ポイント(0.89%)高の1万8325.58で終えた。欧州政治に対する過度な懸念が後退し、ユーロ圏の主要な株式相場が強含んだ。エネルギーや素材関連株に買いが入り、ドイツ株相場を押し上げた。

個別では、素材化学大手コベストロが5.66%高と上昇率トップだったほか、自動車大手BMWは2.93%高、エネルギー大手シーメンス・エナジーも2.90%高と上げた。ほぼ全面高の展開で、下げたのは通販大手ザランド(3.82%安)、業務用ソフトウエア大手SAP(0.83%安)、エネルギー大手イーオン(0.02%安)の3銘柄のみだった。

 

 

■フランス・パリ株価指数
CAC40 7706.89(+78.32)

フランスの主要な株価指数であるCAC40は前週末比78.32ポイント(1.02%)高の7706.89で終えた。銀行株を中心に買いが集まり、相場全体を押し上げた。

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