24日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、前日比59ドル64セント(0.2%)高の3万2969ドル23セントで終えた。
【シカゴ日本株先物概況】
24日のシカゴ日経平均先物は横ばい。9月物は前日比変わらずの2万8460円で引け、24日の大取終値を140円上回った。朝安で始まった後、米株の反発につれて戻した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が26日の米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演するため、金融政策を見極めようと取引に慎重な向きが多かった。
28460 ( +140 )
28465 ( +145 )
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7471.51(-16.60)
24日のFTSE100種総合株価指数は3日続落した。前日に比べ16.60ポイント(0.22%)安の7471.51で引けた。前日発表の英国の購買担当者景気指数(PMI、速報値)の低下が引き続き投資家心理の重荷になった。中国経済の減速で需要が後退するとの懸念も売りを誘った。
FTSEでは、指数構成銘柄の5割強が下落。エネルギー小売り大手セントリカが2.7%安と売られたほか、保険大手プルデンシャルと商業用不動産大手ランド・セキュリティーズも2.5%安となった。一方、買収話が浮上した産業用ソフトウエアのアベバグループは26.9%高と急伸した。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 13220.06(+25.83)
24日のドイツ株価指数(DAX)は4営業日ぶりに反発した。前日に比べ25.83ポイント(0.20%)高の1万3220.06で終えた。前日までの3日続落で値ごろ感が意識され、ヘルスケアなどディフェンシブ株が買われた。
DAXでは、製薬会社サルトリアスが4.2%高で上昇率トップ。スポーツ用品大手のプーマとアディダスはそれぞれ2.5%高、1.6%高だった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 6386.76(+24.74)
フランスCAC40種指数は0.39%高だった。
欧州経済の先行き懸念は根強く、株価の上値は抑えられた。
