[概況]
7日、東京外国為替市場の米ドル円は105円台後半では上値が重い展開となった。
早朝にコーン米国家経済会議(NEC)委員長の辞任に関する報道がホワイトハウス発表で伝わっている。
これらの報道を受け、トランプ米政権の保護貿易政策への警戒感などが高まり米ドル円は一時105.450円まで下落した。
その後、米ドル円は105円台半ば付近でもみ合いとなっている。
この後の米国時間では2月米ADP雇用統計(予想:19.3万人 前回:23.4万人) や1月米貿易収支(予想:-526億USD 前回:-531億USD)など米経済指標発表が予定されている。テクニカル的には米ドル円は5日移動平均線(105.991円)付近では上値の抵抗帯となりそうか。
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