[概況]
NY市場で発表された米2月個人所得と個人支出は予想通りで、新規失業保険申請件数は45年ぶりの低水準となる良好な結果となり、ドルは一旦106円台半ばを超えたが、続いて発表された3月シカゴ購買部協会景気指数と続いて発表された3月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を下回るとドルは再び106円半ばを割り込んで、それまでの安値を下抜いた。NY株式市場はマチマチで始まり、ドルは中盤に当日安値106.250円まで下げたが、ダウが序盤以降上値を伸ばした事などにドルも買い戻されて終盤に再び106円後半に乗せた。
最後は前日比-41銭の106.435円と小幅安で引けたが、終日106円台半ばを挟んだ揉み合いで、3連休を控えた様子見といった感じの動きとなった。本日は欧米市場がグッドフライデーで祭日となり、大きな動きは期待薄と見る。
[提供:カネツFX証券株式会社]
