イースターマンデー影響し、全体的に小動き。米国時間に注目。

[概況]

2日東京時間の外国為替市場は、全体的に小動きの展開となっている。

米ドル円は、安値106.180円から高値106.420円の間を方向感なく推移、他方、クロス円通貨ペアでは英ポンド円は欧州時間にかけて上昇し一時149.58円付近まで上昇する場面があったものの、その後は小動きとなっている。

この値動きについて一部の市場関係者からは、本日は一部の欧州加盟国がイースターマンデーのため一部市場が休場となっていることから、通常よりも取引参加者が減少しているものと見られており、動意に乏しい相場展開となったようだ。

この後の時間については、先述したとおり通常よりも取引参加者が減少しているものとみられ、価格変動が起きにくい可能性がありそうか。

ただ、米国では取引が行われるため23:00に3月米ISM製造業景況指数(予想:60.0 前回:60.8)の発表が控えており注目されている。

市場予想では2004年5月以来の高水準となった2月の60.8からほぼ変わらずとされているものの、先行指標である3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想よりも弱かったこともあり同ISMでは結果が下振れする可能性も考えられそう。

その場合には、米ドル円は下振れリスクが高まりそうかといった声が聞かれている。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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