イベントを通過してドルは材料待ちの揉み合い

[概況]

米国債利回りの上昇にドルは欧州市場序盤に当日高値114.350円まで上昇したが、高値では利益確定の売りが出て上げ幅を削られ揉み合いとなった。

其の後米経済指標の発表が無い中でNY株式市場が下げに転じ、米国債利回りも低下するとドルは売られ、NY市場中盤に114円を割り込んで欧米市場安値113.810円まで下落した。

しかし下値では買いが入って揉み合いとなり、最後は前日比+25.5銭高の113.985円と上昇して引けたが、114円台を維持する事は出来なかった。

ドルは新規材料の無い中で114円台からなかなか上値を伸ばす事が出来ないが、下値では押し目買いが入っており、米経済の好調を見ればドルは引き続き押し目買いで良いと考える。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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