【後場寄り付き概況】
27日後場寄り付きの午後の日経平均株価は、前営業日比690円36銭高の2万0017円42銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、62.25ポイント高の1493.72で始まった。
外国為替市場では、1ドル=110円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて上昇。
個別では、ソニー、SUMCO、村田製が大幅高で、トヨタ、ホンダ、キーエンスが値を上げ、ファナックはしっかり。JXTG、国際帝石が続伸し、昭和電工は反発している。
三菱UFJ、三井住友、みずほFGの大手銀行株が買われ、ソフトバンクGは上伸。ファーストリテは堅調。武田、ユニー・ファミマ、任天堂も上昇している。
下落はNTT都市、Jミート、ラックランドなど。
225先物・日経平均ともに12月の下落局面に入ってからの価格帯別売買高では、商いの集中するレンジが2万1200円処に位置しており、この水準を前にした戻り売り圧力も意識されている。
国内では今週末から年明け1月3日まで6日間に渡る年末年始休暇入りを控える一方で、米国市場は元旦が休日となる以外は通常取引となる。2日からは多くの海外市場関係者も復帰し、出来高も回復してくるだろう。
こういったカレンダー事情もあり、ポジションを保有したまま越年することに対する警戒感は依然として根強いとみられる。
