もみ合い展開か

 
 
1日の日経平均株価は、前週末比427円66銭高の2万8091円05銭と3日ぶりに大幅反発した。後場の取引終了間際にきょうの高値を付けるなど、高値に近い水準で取引を終えている。
1日は、時間外の米株価指数先物が上げ転換し、堅調に推移したことが反発の支えとなった。
前週末1月29日には、ほぼ3週間ぶりに終値ベースで2万8000円を割り込んだが、1日で回復し、総じて強い展開となった。
 
 
2日の日経平均株価は、もみ合い展開のなか、引き続き、米時間外取引での米株価指数先物の動きに左右される場面がありそう。
引き続き、決算を吟味しながら個別重視の状況が続くだろう。指数は2万8000円より上で値固めできるかが、目先の注目点となるだろう。
市場では「まだ上下にブレやすいとみられるが、好業績銘柄の押し目を拾いたい」との声が聞かれた。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(1日現在)
 
29340.68  ボリンジャー:+2σ(25日)
29150.18  ボリンジャー:+2σ(13週)
28822.29  新値三本足陽転値
28647.83  ボリンジャー:+1σ(25日)
28325.92  6日移動平均線
28237.98  均衡表転換線(日足)
28147.01  ボリンジャー:+1σ(13週)
 
28091.05  ★日経平均株価1日終値

 
27954.98  25日移動平均線
27697.14  均衡表基準線(日足)
27653.31  均衡表転換線(週足)
27287.47  ボリンジャー:+1σ(26週)
27262.14  ボリンジャー:-1σ(25日)
27143.84  13週移動平均線
26569.29  ボリンジャー:-2σ(25日)
26399.65  均衡表雲上限(日足)
26182.98  75日移動平均線
26140.68  ボリンジャー:-1σ(13週)
 
ローソク足は下ヒゲのない大陽線で「陽の寄り付き坊主」を示現、上ヒゲもほとんどなく、ほぼ「陽の丸坊主」に近い形で終了し、強い押し目買い意欲を窺わせた。
また、終値は2万8000円を回復して上向きの25日線上方に復帰し、下落トレンド入りリスクが後退した格好。
ただ、ザラ場高値が下向きの5日線を上回る場面はなく、短期的には売り圧力が残りそうだ。日足の一目均衡表で転換線と基準線がともに横ばいで終了しており、目先のもみ合い局面入りの可能性に留意したい。
 

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