14日の日経平均株価は、もみ合い展開か。
日経平均株価は予想レンジ：2万6500円－2万6800円。
NYダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は47ドル高の30046ドルで取引を終えた。3指数とも小動きではあったが、追加経済対策を巡る不透明感が相場の重しとなった。米国株は方向感が乏しく、海外からの後押し材料が少ない状況では、売りが優勢となるだろうシカゴ日経平均先物は下振れスタートを示唆している。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同11日の大阪取引所終値比15円高の2万6535円だった。
前週末11日は続落となったものの、下げ幅を縮小して取引を終えている。底堅い動きを維持しているが、手掛かり材料に乏しいことから、上値は限られそう。ただ、現地11日、FDA（米食品医薬品局）はファイザー＜PFE＞が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可。14日にも感染が深刻な地域から接種が開始される見込みで、時間外取引での米株価指数先物の動きに左右される場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル＝103円台の後半（前週末11日終値は104円06－07銭）とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ＝126円台の前半（同126円23－27銭）で小動き。
【好材料銘柄】
■ギグワークス <2375>
今期経常は20％増で5期連続最高益、2円増配へ。
■クロスプラス <3320>
今期経常を3.2倍上方修正、配当も12円増額。
■稲葉製作所 <3421>
上期経常を一転77％増益に上方修正。
■ディー・エル・イー <3686>
子会社ちゅらっぷすが人気アニメ「キングダム」を題材にしたスマートフォン向けゲーム「キングダムDASH!!」のプロジェクトを始動。21年春の配信を予定。
■フリービット <3843>
今期最終を一転黒字に上方修正。CaaS(Car as a Service)領域でアルプスアルパイン <6770> との連携を強化。アルプスアルの社有車管理・デジタルキーシステムに、フリービットのデジタルキー「The Key」のコアAPIが採用。また、サブスクリプションベースの業界特化型ナビへのサービス連携も開始。このほか、MVNO事業者向けにデータSIMで固定電話番号を利用することができる音声通話サービスを提供開始。
■SKIYAKI <3995>
2-10月期(3Q累計)経常は81％増益・通期計画を超過。
■カラダノート <4014>
8-10月期(1Q)経常は1億円で着地。通期計画の1.9億円に対する進捗率は52.6％となった。
■rakumo <4060>
今期経常を48％上方修正・最高益予想を上乗せ。
■イトクロ <6049>
今期経常は33％増益へ。
■ハイレックスコーポレーション <7279>
今期経常は42倍増益へ。
■テノックス <1905>
日本ヒューム <5262> と資本業務提携。土木・建築構造物を支える基礎事業分野での協力を進める。
■アイティメディア <2148>
博報堂プロダクツとデジタルイベント事業で連携を開始。
■FRONTEO <2158>
キングスカレッジロンドンなどの研究グループによる共同研究論文が国際的な医学ジャーナルに採用。「Concept Encoder」によるシステマティックレビューの作業効率化を検証。
【主な経済指標・スケジュール】
14（月）
【国内】
12月日銀短観（8:50）
《決算発表》
神戸物産、クミアイ化、正栄食、セルソース、Pアンチエイジ、ネオジャパン、J．S．B．、Hamee、MSOL、Link－U、巴工業、アイ・ケイ・ケイ、ファースト住、システムディ、MacbeeP、ファーストロジ、バルニバーヒ、きんえい、トルク、ツクルバ、山岡家、シャノン、VALUENEX、ウイルコHD、バリュゴルフ、ナイガイ、ベルグアース、プリントネット、ブラス、総合商研、新都HD、日本テレホン
【海外】
米大統領選出のための選挙人投票
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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