日経平均株価はプラス圏とマイナス圏を行き来して結局21円高。
4連休を前に買い上がる理由は乏しいが、1Qの決算発表を前に売り急ぐ要素も少なく、上げても下げても勢いがつきそうなところでは、それを否定する動きが出てきた。
東証1部の売買代金は極めて低水準で、目先はきょうのような方向感に欠ける地合いが続くのかもしれない。
きょうの日経平均は、2万2500円台まで下げる場面があったが、引けでは2万2700円台まで戻した。2万2500円の下には25日線(2万2484円、20日時点)が走っており、同水準はサポートになると期待できる。
明日21日の日経平均株価はもみ合い展開か。
20年4-6月期の決算発表本格化を控え、企業業績動向を見極めたいとして様子見気分に傾きやすい。4連休が近づいていることも積極的な売買を手控えさせる要因になる。
新型コロナウイルスの感染拡大懸念は根強く、引き続き感染状況を注視する必要があるが、治療薬やワクチンの開発に対する期待感もあり、押し目買いの戻り売りが基本との見方は多い。
■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
23154.94 ボリンジャー:+3σ(25日)
23051.72 ボリンジャー:+1σ(26週)
22931.45 ボリンジャー:+2σ(25日)
22853.11 ボリンジャー:+1σ(13週)
22808.90 均衡表雲上限(週足)
22750.25 6日移動平均線
22717.48 ★日経平均株価20日終値
22707.95 ボリンジャー:+1σ(25日)
22625.32 均衡表転換線(日足)
22484.46 25日移動平均線
22260.96 ボリンジャー:-1σ(25日)
22247.70 均衡表基準線(日足)
22113.36 均衡表雲下限(週足)
22037.47 ボリンジャー:-2σ(25日)
21934.13 200日移動平均線
21933.60 均衡表雲上限(日足)
21884.96 均衡表転換線(週足)
21813.97 ボリンジャー:-3σ(25日)
21713.33 13週移動平均線
21530.95 新値三本足陰転値
21113.74 75日移動平均線
ザラ場安値は上向きの25日線上をキープしたが、ローソク足は陰線を引いたほか5日線が下向きに転換し、売り買いの拮抗状態を窺わせた。
一目均衡表では、基準線と転換線が横ばいを継続して終了し、こちらも方向性の出にくい地合いを裏付けた格好。ボリンジャーバンド(25日ベース)では、+1σ分の値幅が203.54円に縮小し、もみ合い相場の煮詰まりを示している。
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