19日の日経平均株価は一進一退の展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2200円-2万2500円。
前日の欧米株式相場が軟調な展開となるなか、東京株式市場でもリスク回避を目的とした売りが出やすい。一方、国内では19日から都道府県をまたぐ移動制限が全面解除となる。景気回復への期待感から、下値では押し目買いも入りそうだ。手掛かり材料に乏しいなか、週末要因もあり、積極的に上値を追う動きにはつながりにくいとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の後半(18日終値は106円96-98銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の後半(同120円26-30銭)とやや円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比150円高の2万2350円だった。
日程面では、きょうは5月の消費者物価指数(CPI)、日銀の金融政策決定会合の議事要旨(4月27日開催分と5月22日開催分)が朝方開示される。海外では5月の英小売売上高、ロシア中銀の政策金利発表。また、米国では1~3月の経常収支が発表される。
【好材料銘柄】
■ITbookホールディングス<1447>
日本財団が主催する無人運航船実証実験プロジェクトの内容について、7月3日に共同記者会見を開催する。
■クックパッド<2193>
ローソン<2651>と連携し生鮮食品の販売を拡大。ローソンでの店舗受け取りと宅配サービスを開始。
■Oakキャピタル<3113>
アジャイルメディア・ネットワーク<6573>[東証M]が実施する総額4億円のエクイティファイナンスを引き受ける。
■シャノン<3976>
Jストリーム<4308>と企業が参加登録型で行うウェビナーやオンラインカンファレンスの実施を支援するソリューション提供で協業。
■ヴィッツ<4440>
ブロックチェーン技術に強みを持つジャスミーとMaaS事業で提携。
■エラン<6099>
プライバシー保護に配慮した三密予防アプリ「ELAN@meet’s」を開発。また、ソフト開発のグッドクリエイトと業務提携。
■ジェイリース<7187>
東京海上グループの東京海上ミレア少額短期保険、東京海上ウエスト少額短期保険と業務提携。両社が提供する住居用家財保険商品の保険料に係る収納代行と保険料の保証サービスを提供開始。
■西松屋チェーン<7545>
上期経常を80%上方修正、通期も増額。
■GFA<8783>
eスポーツ事業のゲーム開発第一弾として、DKアソシエイションと次世代レーシングゲームアプリの共同開発に着手。
■オルトプラス<3672>
アクセルマーク<3624>とゲーム事業の全部または一部を譲受することに向けて基本合意。
■エアトリ<6191>
グループ会社のハイブリッドテクノロジーズがNishika社と業務提携し、ワンストップAI開発サービスを提供開始。
【主な経済指標・スケジュール】
19(金)
【国内】
日銀金融政策決定会合議事要旨(4/27、5/22開催分)
5月全国消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
凸版印、クミアイ化、ソフトウェアサー、ブシロード、フリービット、菊池製作、フルスピード
【海外】
米1-3月期経常収支(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
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