もみ合い展開か

18日の日経平均株価はもみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、1万9800円-2万100円。
15日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前の日に比べ60ドル高の2万3685ドルで終えた米株式市場で米中対立を背景に半導体関連株が安くなったのが相場の重荷となるだろう。東エレクなど指数寄与度の高い関連株が売られ、指数を押し下げるだろう。新型コロナウイルスによる景気悪化への懸念も買い控えを促しそうだ。
 
半面、株安が進めば日銀によるETF買い観測が浮上して相場の支えになる可能性が高い。日経平均は心理的節目の2万円を挟んだ水準で推移するだろう。
引け後にソフトバンクGの決算発表を控えていることもあり、全体的には様子見姿勢の強い地合いが続くと予想する。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同15日の大阪取引所終値比20円安の2万20円だった。
 
日程面では。取引開始前に1~3月期の国内総生産(GDP)速報値を発表する。新型コロナの影響を受けるとして、市場予想の中心値は前期比年率4.8%減と2四半期連続のマイナスが見込まれている。「編成が指示された2次補正予算案への期待感から、GDPがマイナス成長でも売り材料視されにくい」との声があった。
 
海外では4月の中国新築住宅価格、5月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数など。

 
【好材料銘柄】
 
■フィールズ<2767>
前期経常は黒字浮上で上振れ着地・1-3月期(4Q)経常は黒字浮上、今期業績は非開示。
 
■ベガコーポレーション<3542>
今期経常は3.4倍増益へ。
 
■オプティム<3694>
今期経常は4.7倍増で4期ぶり最高益更新へ。
 
■デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>
7-3月期(3Q累計)経常は24%増益・通期計画を超過。
 
■マイネット<3928>
1-3月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■ビーグリー<3981>
1-3月期(1Q)経常は2.5倍増益・上期計画を超過。
 
■アイ・ピー・エス<4390>
今期経常は53%増で6期連続最高益更新へ。
 
■くふうカンパニー<4399>
1-3月期(2Q)経常は5.2倍増益、20年9月期業績を未定に変更。
 
■バルテス<4442>
前期経常は73%増で上振れ着地・2期連続最高益・1-3月期(4Q)経常は2.4倍増益、今期業績は非開示。
 
■ベース<4481>
6月9日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。1-3月期(1Q)経常は6.4億円で着地、今期配当を実質増額修正。
 
■ベルテクスコーポレーション<5290>
今期経常は1%増で2期連続最高益更新へ。発行済み株式数(自社株を除く)の1.52%にあたる13万5000株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■日本エマージェンシーアシスタンス<6063>
1-3月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地。
 
■中村超硬<6166>
今期最終は黒字浮上へ。
 
■OrchestraHoldings<6533>
1-3月期(1Q)経常は36%増益で着地。
 
■ライトアップ<6580>
今期経常は58%増益へ。
 
■日本アビオニクス<6946>
今期経常は11倍増益へ。
 
■NATTYSWANKY<7674>
7-3月期(3Q累計)経常は26%増益で着地。また、株主優待制度を拡充。新制度ではダンダダン酒場の「お食事券」10枚(1万円相当)を年2回贈呈する。現行はダンダダン酒場の「餃子一皿引換券」6枚(3000円相当)を年1回贈呈。
 
■ノーリツ鋼機<7744>
今期営業は2倍増益へ。
 
■新日本建物<8893>
今期経常は10%増益へ。
 
■ショーエイコーポレーション<9385>
今期経常は32%増で2期連続最高益更新へ。
 
■アイ・エス・ビー<9702>
1-3月期(1Q)経常は27%増益・上期計画を超過。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
18(月)
【国内】
1-3月期GDP速報値(8:50)
《決算発表》
ソフトバンクG、テルモ、コマツ、パナソニック、SUBARU、中部電、光通信、AGC、ガイシ、栗田工、日ユニシス、住友ゴム、ニフコ、住友ベ、太陽HD、ケネディ商、日医工、住電設、Jオイル、トーエネク、ニチコン、ケンコーマヨ、NSW、フォスタ電、SRSHD、大成ラミック、東特線、ジャムコ、船井電機、ケイアイスター、ティラド、日ケミファ、シダックス
 
【海外】
予定はありません
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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