もみ合い展開か

6日の東京株式市場は続伸後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万2400円-2万2600円。
 
前週末3日に欧米株式が上昇した動きを受け、買いが先行するとみられる。
米国株が雇用統計に対して買いで反応したこと、また、国内も引き続き決算発表が続くことから、下値は堅いと考える。ただ、米中貿易摩擦が意識される局面では、アジア株や米株先物に振らされやすくなることや、ドル円が円高方向に傾いていることから、強い上昇も期待しづらい。2万2500円近辺で模様眺めが続くと予想する。
引き続き、好業績銘柄への個別物色が中心になりそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(前週末3日終値111円85-88銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同129円32-36銭)と円高に振れている。対ドルでの動きから、輸出関連銘柄には重しとなりそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比45円高の2万2555円だった。
  
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
22555 ( +45 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
22580 ( +70 )
( )は大阪取引所終値比
 
 
【好材料銘柄】
■日本システム技術 <4323>
4-6月期(1Q)経常は32倍増益で着地。
 
■大平洋金属 <5541>
今期最終を7.7倍上方修正、6期ぶりに60円で復配へ。
 
■アトラ <6029>
上期経常を46%上方修正。
 
■日本ピラー工業 <6490>
4-6月期(1Q)経常は36%増益で着地。
 
■ホシデン <6804>
4-6月期(1Q)経常は96%増益・上期計画を超過。
 
■ゴールドウイン <8111>
上期経常を15%上方修正・最高益予想を上乗せ。発行済み株式数(自社株を除く)の1.51%にあたる36万株(金額で28億6560万円)を上限に、6日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■カチタス <8919>
4-6月期(1Q)経常は39%増益で着地。
 
■トレードワークス <3997>
今期経常を43%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■日特エンジニアリング <6145>
4-6月期(1Q)経常は22%増益で着地。
 
■ユナイテッド <2497>
4-6月期(1Q)経常は39倍増益で着地。
 
■リネットジャパングループ <3556>
日本仮想通貨事業者協会へ加盟。
 
■アドバンスト・メディア <3773>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
6(月)
《決算発表》
ソフトバンクG、大成建、SUBARU、ユニチャーム、東洋紡、東レ、住友ベ、グローリー、東センチュリー、プリマハム、古河機、JAM、マルハニチロ、五洋建、高砂熱、ワールドHD、サントリーBF、楽天、アース製薬、ニチアス、日製鋼、三浦工、ヤマシンフィルタ、DACHD、ワコム、パイオニア、オプテックスG、ホトニクス、太陽誘電、西日本FH、第一興商、Uアローズ、オカムラ、千葉銀、紀陽銀行、興銀リース、名鉄、JR九州、スズケン
 
【海外】
《米決算発表》
ジェイコブズ・エンジニアリング・グループ、マリオット・インターナショナル、ANSYS、モザイク

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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