27日の東京株式市場は、もみ合い展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、3万7800円-3万8300円を想定。(26日終値3万8110円22銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。
朝方は、現地26日にNYダウが史上最高値を更新した動きを受け、買い先行スタートが見込まれる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の半ば(26日は143円89-92銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の前半(同160円89-93銭)と円安方向に振れている。円相場の落ち着きから、輸出関連銘柄に見直しの動きが出ることも想定される。ただ、手がかり材料に乏しいことから、戻り待ちの売りに押される場面もありそうだ。
場中は節目の3万8000円を意識しながら様子見姿勢の強い動きが続くだろう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所清算値比5円安の3万8035円だった。
【好材料銘柄】
■KHC <1451>
ファースト住建 <8917> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1127円で26日終値を61%上回る水準。買い付け期間は8月27日から10月9日まで。
■コーアツ工業 <1743>
今期最終を91%上方修正、配当も10円増額。
■日鉄ソリューションズ <2327>
3Dインベストメント・パートナーズが26日付で大量保有報告書を提出。3DインベストメントのNSSOL株式保有比率は5.00%となり、新たに5%を超えたとが判明した。
■シンデン・ハイテックス <3131>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.04%にあたる10万株(金額で3億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月27日から25年2月28日まで。
■パス <3840>
AI画像処理技術とロボティクス技術を融合した産業機器販売事業を開始。三和製作所と業務提携し、食品加工過程における人的作業を大幅に削減する革新的な食品製造装置を開発する。
■FIG <4392>
ラピダスが北海道千歳市に建設する半導体工場に自社開発搬送ロボットAMRの「WILL-FA」を導入する。
■アイズ <5242>
広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」に関する2つ目の特許を取得。
■アイリックコーポレーション <7325>
今期経常は31%増で6期ぶり最高益、前期配当を5円増額・今期も20円継続へ。
【主な経済指標・スケジュール】
27(火)
【国内】
7月企業サービス価格指数(8:50)
《決算発表》
DyDo
【国内】
7月企業サービス価格指数(8:50)
《決算発表》
DyDo
【海外】
米6月FHFA住宅価格指数(22:00)
米6月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(23:00)
米2年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
