17日の東京株式市場は反落後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8500円-3万8800円を想定。(16日終値3万8920円26銭)
米国株は下落。ダウ平均は38ドル安の39869ドルで取引を終えた。
売り買いが一巡した後は強弱感が交錯してこう着相場が続くと予想する。
日経平均株価は、きのう16日に大幅に3日続伸した反動や、現地16日の米国株式が下げたことを受け、売り優勢スタートとなりそう。決算発表が終了し手がかり材料に乏しいなか、週末要因も重なり、模様眺めムードが広がることも想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の前半(16日は154円41-42銭)、ユーロ・円が1ユーロ=168円台の後半(同167円91-95銭)と、円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比330円安の3万8560円だった。
【好材料銘柄】
■ピクセルカンパニーズ <2743>
マクニカ クラビス カンパニーとパートナー契約を締結。
■ココナラ <4176>
今期経常を10倍上方修正・3期ぶり最高益更新へ。フリーランス支援事業を展開するアン・コンサルティングの株式を取得し子会社化する。
■クリングルファーマ <4884>
声帯瘢痕を対象とするHGF(肝細胞増殖因子)タンパク質製剤の第3相臨床試験において、山王メディカルセンターを治験実施施設として追加。症例組み入れの加速が期待される。
【主な経済指標・スケジュール】
17(金)
【国内】
《決算発表》
東北新社、うかい、TYK、イチケン、アーレスティ、大木ヘルケア、ムサシ、相模ゴム、サンユ建、創健社
【海外】
中国4月鉱工業生産(11:00)
中国4月小売売上高(11:00)
中国4月固定資産投資(11:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
