31日の東京株式市場は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7900円-3万8400円を想定。(30日終値3万8054円13銭)
米国株は下落。ダウ平均は330ドル安の38111ドルで取引を終えた。
下振れへの警戒が和らぐことで、場中もしっかりとした動きが続くと予想する。
日経平均株価はきのう30日、米時間外取引でセールスフォースが下落したことによる米国株式の下げを先取りする格好となっていただけに、買い戻しが先行するとみられる。ただ、週末と月末が重なっていることや、大引けでMSCIの指数入れ替えが予定されていることから、取引終了にかけ模様眺めムードが広がりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=156円台の後半(30日は156円96-98銭)、ユーロ・円が1ユーロ=169円台の後半(同169円65-69銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比230円高の3万8230円だった。
【好材料銘柄】
■第一屋製パン <2215>
今期最終を一転3.4倍増益に上方修正。
■阿波製紙 <3896>
中期経営計画を策定。29年3月期に営業利益23億円(24年3月期実績は3.5億円)を目指す。
■クオリプス <4894>
大阪大学が進めるヒトiPS細胞由来心筋細胞シートを用いた拡張型心疾患の医師主導治験に心筋細胞シートを提供。
■サイジニア <6031>
8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。今期配当を0.5円増額修正。
■シグマクシス・ホールディングス <6088>
今期経常を4%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
31(金)
【国内】
4月失業率(8:30)
4月有効求人倍率(8:30)
5月都区部消費者物価指数(8:30)
4月鉱工業生産(8:50)
4月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
トリケミカル、ACCESS、ナトコ、大和コン、ダイサン、はてな
【国内】
4月失業率(8:30)
4月有効求人倍率(8:30)
5月都区部消費者物価指数(8:30)
4月鉱工業生産(8:50)
4月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
トリケミカル、ACCESS、ナトコ、大和コン、ダイサン、はてな
【海外】
中国5月製造業購買担当景気指数(PMI)(10:30)
米4月個人所得(21:30)
米4月個人支出(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
