21日の東京株式市場は、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万1300円-3万1600円を想定。(18日終値3万1450円76銭)
先週末の米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は25ドル高の34500ドルで取引を終えた。序盤に200ドル超下げる場面があったが、押し目では買いが入ってプラス圏に浮上。ただ、そこから上げ幅を広げるまでの力はなく、前日終値近辺でのもみ合いが続いた。米国株は方向感なく終えており、日本株も動意が限られると予想する。
日経平均株価は、前週末にかけて3日続落した反動や、リバウンド狙いの買いなどが見込まれる。ただ、積極的に上値を買い進む手がかりに乏しいことから、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=145円台の前半(前週末18日は145円29-31銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の前半(同157円96銭-158円00銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同18日の大阪取引所清算値比10円安の3万1460円だった。
【好材料銘柄】
■あい ホールディングス <3076>
今期経常は7%増で2期ぶり最高益、前期配当を5円増額・今期は10円増配へ。今期から配当方針を変更し、配当性向50%以上を基準とする。
■ウォンテッドリー <3991>
今期最終を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、初配当20円実施へ。
■アルメディオ <7859>
中国に子会社を設立する。受注が拡大する見通しの太陽電池関連の生産能力を強化。
■日本エコシステム <9249>
創立25周年記念株主優待を実施。23年9月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、一律2500円分のクオカードを贈呈する。
■ispace <9348>
民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のミッション1で月着陸船による月面着陸が確認できなかったことに伴い、損害保険契約に基づく保険金37.9億円を受領。
【主な経済指標・スケジュール】
21(月)
【国内】
7月全国コンビニエンスストア売上高
【海外】
中国8月の最優遇貸出金利(LPR)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
