18日の東京株式市場は、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、3万2200円-3万2500円を想定。(14日終値3万2391円26銭)
休場の間の米国株は概ね堅調。14日はダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落したが、週明け17日は3指数がそろって上昇した。17日の米国市場ではハイテク株の動きが良かった。米長期金利の上昇一服が鮮明となっており、相対的にグロース株が買われやすい地合いになるだろう。
日経平均株価は前週末14日に上値の重い展開だったことや、決算発表の本格化を前に手がかり材料に乏しいこともあり、手控えムードが広がることも想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=138円台の半ば(前週末14日は138円22-24銭)、ユーロ・円が1ユーロ=155円台の後半(同155円10-14銭)と、円安方向に振れていることから、輸出関連銘柄には支えとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同14日の大阪取引所清算値比変わらずの3万2340円だった。
【好材料銘柄】
■ヨシムラ・フード・ホールディングス <2884>
3-5月期(1Q)経常は43%増益で着地。
■ジンズホールディングス <3046>
9-5月期(3Q累計)経常が14%増益で着地・3-5月期も2.1倍増益。
■DDグループ <3073>
上期経常を2倍上方修正、通期も増額。
■エスエルディー <3223>
今期経常を13%上方修正。
■ジェイドグループ <3558>
3-5月期(1Q)経常は55%増益で着地。
■アララ <4015>
9-5月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地・3-5月期も黒字浮上。
■BeeX <4270>
3-5月期(1Q)経常は69%増益で着地。
■サーバーワークス <4434>
3-5月期(1Q)経常は48%増益で着地。
■セレコーポレーション <5078>
3-5月期(1Q)経常は3.1倍増益・上期計画を超過。
■テクノロジーズ <5248>
最先端のテクノロジー技術を駆使した再生可能エネルギー事業を展開するエコ革の株式を取得し子会社化する。
■ユニバーサルエンターテインメント <6425>
非開示だった上期経常は2.1倍増益へ。
■クックビズ <6558>
上期経常が2.2倍増益で着地・3-5月期も49%増益。
■RPAホールディングス <6572>
3-5月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
■古野電気 <6814>
今期経常を一転54%増益に上方修正、配当も5円増額。
■きずなホールディングス <7086>
今期最終は29%増で3期連続最高益更新へ。
■エッチ・ケー・エス <7219>
今期経常を25%上方修正、配当も30円増額。また、創立50周年記念株主優待を実施。23年8月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、対象店舗で自社商品を購入する際に利用できる優待割引券(割引率20~30%)を贈呈する。
■グッドパッチ <7351>
3-5月期(3Q)経常は3.5倍増益。
■FPパートナー <7388>
今期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■チヨダ <8185>
3-5月期(1Q)経常は3.5倍増益・上期計画を超過。
【主な経済指標・スケジュール】
18(火)
【国内】
《決算発表》
マネフォワード、日置電、日本国土、バロック、大庄、サイバーS
【海外】
米6月小売売上高(21:30)
米6月鉱工業生産(22:15)
米5月対米証券投資(7/19 5:00)
《米決算発表》
モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ、ロッキード・マーチン
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
