もみ合い展開か

20日の東京株式市場は、もみ合い展開が続きそう。
日経平均株価の予想レンジ:2万7400円-2万8700円を想定。(19日終値2万8606円76銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が下落し、S&P500がほぼ横ばいで、ナスダックは上昇。ダウ平均は79ドル安の33897ドルで取引を終えた。米国株は方向感に乏しく、日本株も手がけづらさが強まるだろう。日経平均はきのう9日ぶりに反落しており、利益確定売りが出やすいところだが、為替が円安に振れている点はサポート要因となるだろう。

きのう19日の日経平均株価は、9日ぶりに反落したものの、下値は限定的だった。現地19日の米国株式が、まちまちの動きとなったこともあり、模様眺めムードが広がりそうだ。

一方、きのう19日にJNTO(日本政府観光局)が発表した3月の訪日外客数は181万7500人だった。22年10月の個人旅行再開以降で最高となったことから、インバウンド(訪日外国人観光客)関連に関心が向かう場面もありそう。

為替相場は、ドル・円が1ドル=134円台の半ば(19日は134円73-75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=147円台の半ば(同147円70-74銭)と小動き。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比30円安の2万8550円だった。

【好材料銘柄】 

■八洲電機 <3153>
前期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ。

■モダリス <4883>
米国遺伝子細胞治療学会で筋ジストロフィーのプレシジョン・メディシン(精密医療)であるMDL-101の有効性を裏付ける前臨床データを発表する。

■アサヒ衛陶 <5341> 
取り扱うEV急速充電器の第1号機種「A-QUICK」がCHAdeMO協議会によるCHAdeMO認証を取得。②れによってA-QUICKの販売が可能となった。

■NOK <7240>
新中期経営計画期間中の3年で総額675億円を下限とした株主還元を実施する。前期配当を25円増額修正。

■ジャパン・ティッシュエンジニアリング <7774>
親会社の帝人 <3401>と再生医療受託事業に係るライセンス契約を締結。

【主な経済指標・スケジュール】

20(木)
【国内】
3月貿易収支(8:50)
20年国債入札

【海外】
中国4月の最優遇貸出金利(LPR)
米4月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米3月中古住宅販売(23:00)
《米決算発表》
アメリカン・エキスプレス、ユニオン・パシフィック、スナップオン、CSX
《台湾決算発表》
TSMC

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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