もみ合い展開か

9日の東京株式市場は、きょうは前日終値近辺でのもみ合いに終始することになるだろう。
日経平均株価の予想レンジは、2万8800円-2万9100円を想定。(8日終値2万8949円88銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇。ダウ平均は55ドル安の33618ドルで取引を終えた。

きのう8日の日経平均株価は5日ぶりに反落し、終値ベースで心理的なフシ目の2万9000円を割り込んだ。早い段階で値戻しが達成できなかった場合には、戻りのポイントとして意識されそうで、2万9000円を意識した展開が見込まれる。
一方、決算発表の本格化で、個別株への物色が中心になりそう。

為替相場は、ドル・円が1ドル=135円トビ台(8日は135円02-04銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=148円台の半ば(同149円19-23銭)と円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比100円高の2万9050円だった。

【好材料銘柄】

■マクニカホールディングス <3132> 
今期経常は5%増で4期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は10円増配へ。

■And Doホールディングス <3457> 
株主優待制度を再開。毎年6月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイント(保有株数と保有期間に応じて3000~4万4000ポイント)を付与する。

■セルシス <3663> 
1-3月期(1Q)経常は21%増益で着地。

■スーパーバッグ <3945> 
前期経常を39%上方修正。

■CEホールディングス <4320> 
上期経常を29%上方修正・9期ぶり最高益、通期も増額。

■トランザクション・メディア・ネットワークス <5258>
前期最終を72%上方修正。

■JFEホールディングス <5411> 
今期最終は17%増益、20円増配へ。

■協立電機 <6874> 
今期経常を28%上方修正・4期ぶり最高益、配当も5円増額。

■ヘリオス テクノ ホールディング <6927> 
前期経常が上振れ着地・今期は52%増益へ。

■ピアズ <7066>
今期経常を一転5.2倍増益に上方修正。

■ナンシン <7399> 
前期最終を2.8倍上方修正。

【主な経済指標・スケジュール】

9(火)
【国内】
3月家計調査(8:30)
3月毎月勤労統計調査(8:30)
10年国債入札
《決算発表》
任天堂、三菱商、伊藤忠、ダイキン、住友商、ニトリHD、郵船、ローム、TIS、出光興産、三菱自、ミツコシイセタン、ユー・エス・エス、横河電、太陽誘電、IHI、丸井G、ライオン、日精工、カルビー、F&LC、ニチレイ、全国保証、ファンケル、JMDC、ネットワン、長瀬産、グリコ、NSD、伊藤米久、ツムラ、カチタス、ラウンドワン、レノバ、エディオン、兼松、ノジマ、タカラトミー、オートバクス、TOKAIHD、リコーリース、セイコーG、サンウェルズ、イリソ電子、飯野海、千代建、ニチコン、理想科、イエローハット、いなげや、ニシオHD、日証金、KHネオケム、OBARA-G、新明和、アルペン、デジアーツ、テクマトリックス

【海外】
中国4月貿易収支
米3年国債入札

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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