もみ合い展開か

日経平均株価の予想レンジは、2万6200円-2万6500円を想定。(12日終値2万6396円83銭)

13日の東京株式市場は、もみ合いが継続か。
米国株は下落。ダウ平均は28ドル安の29210ドルで取引を終えた。大半の時間はプラス圏で推移したが、序盤と終盤が弱く、小幅な下落。S&P500とナスダックはプラス圏とマイナス圏を行き来して、これらも小幅な下落となった。本日発表される9月消費者物価指数(CPI)を前に様子見姿勢が強まる展開だった。

手がかり材料難のなか、日経平均株価は、現地13日に発表される米9月CPIの結果と、その後の米国株式市場の反応を見たいとして、方向感に欠ける動きとなりそう。様子見姿勢が強まるなか、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かう場面もありそうだ。
早い時間に動意が乏しくなってこう着相場が続くことになるだろう。

為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の後半(12日は146円16-19銭)、ユーロ・円が1ユーロ=142円台の半ば(同141円88-92銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比30円安の2万6360円だった。

【好材料銘柄】 

■コシダカホールディングス <2157>
今期経常は39%増益、2円増配へ。

■トレジャー・ファクトリー <3093>
今期経常を38%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。発行済み株式数(自社株を除く)の1.08%にあたる12万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。また、中期経営計画を見直し、最終年度である25年2月期の経常利益目標を従来の15.8億円→24.4億円に上方修正。

■ミライノベート <3528> 
今期経常を一転5.5倍増益に上方修正。

■ケイブ <3760> 
NFTゲームの開発業務を受注。受注金額は約2000万円、売上計上は22年11~12月を予定。6-8月期(1Q)経常は赤字縮小で着地。

■久光製薬 <4530>
上期経常が30%増益で着地・6-8月期も65%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.51%にあたる200万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。

■キャンバス <4575> 
膵臓がん3次治療を対象とするCBP501臨床第2相試験ステージ1の3剤併用投与群で2例目の奏効(がんの縮小)を確認。

■ヘリオス <4593> 
「eNK細胞」の肺がん患者由来がんオルガノイドに対する抗腫瘍効果を確認。

■アースインフィニティ <7692> 
10月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。

【主な経済指標・スケジュール】

13(木)
【国内】
9月企業物価指数(8:50)
《決算発表》
ファーストリテイ、良品計画、ディップ、松竹、Sansan、いちご、竹内製作、USENNEXT、TKP、サムティ、S Foods、大黒天、松屋、ダイト、トランザクショ、PRTIMES、メディアドゥ、ブックオフGH

【海外】
米9月消費者物価指数(21:30)
米30年国債入札

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次