6日の東京株式市場は、もみ合い展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万7400円-2万77800円を想定。(5日終値2万7619円61銭)
米国株はレーバーデーにより休場。欧州株は新首相が決まった英国は小幅に上昇した一方、フランスやドイツは下落。独DAXは2%を超える下げとなった。
現地5日の米国株式市場が休場で、欧州主要市場では、FTSEが小幅に続伸した一方、DAXは反落するなど、まちまち。
手がかり材料に欠けることもあり、日経平均株価は、200日移動平均線(5日時点で2万7486円)が下値支持線として意識されそう。様子見姿勢が強まるとなれば、値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かう場面も想定される。
大阪取引所のナイトセッションでは、5日の清算値比20円高の2万7660円だった。
為替相場は、ドル・円が1ドル=140円台の半ば(5日は140円57-58銭)、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の半ば(同139円31-35銭)と小動き。
【好材料銘柄】
■日本ハウスホールディングス <1873>
11-7月期(3Q累計)経常が3.1倍増益で着地・5-7月期も21%増益。
■クシム <2345>
子会社チューリンガムがアドバイザリー業務を担うスケブコインの暗号資産交換所OKXへの上場が決定。
■トーホー <8142>
今期経常を70%上方修正、配当も10円増額。
■ファーマフーズ <2929>
前期経常を8.6倍上方修正。
■ウルトラファブリックス・ホールディングス <4235>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.5%にあたる43万株(金額で18億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月13日から23年3月27日まで。
■バンク・オブ・イノベーション <4393>
新作大型RPG「メメントモリ」の事前登録数が80万人を突破。
■SMC <6273>
日本経済新聞社が日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えを発表。10月3日から新規採用となる。
■HOYA <7741>
日本経済新聞社が日経平均株価の構成銘柄の定期入れ替えを発表。10月3日から新規採用となる。
【主な経済指標・スケジュール】
6(火)
【国内】
7月家計調査(8:30)
7月毎月勤労統計調査(8:30)
30年国債入札
《決算発表》
くら寿司、ファーマフーズ
【海外】
米8月ISM非製造業指数(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
