もみ合い展開か

20日の日経平均株価は、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万5700円-2万6200円を想定。
先週末の米国株は、NYダウ平均が下落、S&P500とナスダックが上昇とまちまち。ダウ平均は38ドル安の29888ドルで取引を終えた。売り込まれていたグロース株に買い戻しが入ったことで、ナスダックは強かった。一方、エネルギー株が軒並み安となっており、ダウ平均とS&P500はプラス圏とマイナス圏を行き来した。
 
日経平均株価は前週末に大幅反落した反動から、買い戻す動きが先行しそうだ。ただ、積極的に買い進む材料に乏しいなか、現地20日の米国市場が、奴隷解放記念日の振替で休場となることから、様子見ムードの強い1日となるだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の前半(前週末17日は134円27-31銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=141円台の半ば(同141円23-27銭)と小動き。対ドルでの円安の動きから、輸出関連銘柄には支えとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比150円高の2万5930円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■ゲンダイエージェンシー <2411>
発行済み株式数(自社株を除く)の6.57%にあたる90万株(金額で3億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月20日から23年3月24日まで。
 
■アスカネット <2438>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.19%にあたる20万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月20日から10月31日まで。
 
■大塚ホールディングス <4578>
成人の統合失調症の適応で、アリピプラゾール2ヵ月持続性注射剤の医薬品販売承認申請が欧州医薬品庁に受理。
 
■Waqoo <4937>
SBCメディカルグループ代表の相川佳之氏が既存株主のM&Mらから議決権比率33.0%の株式を取得し筆頭株主になる。今後、SBCメディカルグループと業務提携に向けた協議を開始する予定。
 
■コラントッテ <7792>
株主優待制度を導入。毎年9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、ECサイトで利用できる割引クーポン(保有株数に応じて3000~1万円分)を贈呈する。カタログ掲載商品の割引購入または寄付を選択することもできる。
 
■新光商事 <8141>
発行済み株式数(自社株を除く)の12.47%にあたる450万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月20日から23年3月31日まで。
 
■キョーリン製薬ホールディングス <4569>
セルジェンテックが開発中のファブリー病治療を目的とした遺伝子導入ヒト脂肪細胞を用いた再生医療等製品に関する共同開発および実施権許諾契約を締結。
 
■ノジマ <7419>
9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
20(月)
6月の月例経済報告
・IPO(新規上場)=ヤマイチ・ユニハイムエステート(ヤマイチ) <2984> 

【海外】
中国人民銀行による最優遇貸出金利の発表
休場:米国(ジューンティーンスの振替休日)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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