明日(6日)の東京株式市場はもみ合い展開か。
18年4-12月期決算が相次ぐなか、引き続き個別株物色の色彩が強いとみられる。
輸出企業を代表するトヨタが午後1時30分に決算を発表する予定で、その結果を受けた株価動向とともに、全体相場に影響を与えるかが注視されるだろう。
また、トランプ米大統領による一般教書演説が日本時間午前11時からスタートすることから、その内容が取引時間中に株価に反映されることになる。
メキシコ国境への壁の建設費用を巡って民主党との対立が続き、一時政府機関の閉鎖に追い込まれるなか、支持率回復のためにも今後の具体的な経済政策を提示することになりそうだ。
懸案の米中貿易交渉、米朝首脳会談、ベネゼエラ問題などへの言及内容次第では、株価に影響を与える可能性もあるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(5日現在)
22136.71 200日移動平均線
21952.54 均衡表雲上限(週足)
21835.56 26週移動平均線
21698.33 均衡表基準線(週足)
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21680.04 ボリンジャー:+1σ(13週)
21573.47 ボリンジャー:+3σ(25日)
21316.76 75日移動平均線
21191.46 ボリンジャー:+2σ(25日)
21084.58 均衡表雲上限(日足)
20987.92 新値三本足陽転値
20915.89 13週移動平均線
20844.45 ★日経平均株価5日終値
20809.44 ボリンジャー:+1σ(25日)
20751.88 6日移動平均線
20701.51 均衡表雲下限(日足)
20693.73 均衡表転換線(日足)
20636.70 ボリンジャー:-1σ(26週)
20427.43 25日移動平均線
20409.96 均衡表転換線(週足)
20151.74 ボリンジャー:-1σ(13週)
ローソク足は陰線を引いたがザラ場で20981.23円まで上げて節目の21000円に急接近する場面があった。日経平均は終日上向きの5日線上で推移し、25日線も上向きをキープ。一目均衡表では、日々線が昨年12月3日以来およそ2カ月ぶりに雲中に復帰した。
横ばいを交えながら下降してきた基準線が本日上向きに転じたほか、転換線も上昇し、日経平均の上昇基調を再確認。遅行線は株価との上方乖離幅を一段と拡大して強気シグナルを鮮明しており、売り手優位からの脱却を示唆した。
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