もみ合い展開か

10日の日経平均株価は、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7700円-2万8000円。
米国株は6日、9日ともまちまちの動き。ダウ平均は6日に144ドル高、9日に106ドル安となり、9日は3万5101ドルで取引を終えた。ダウ平均はならせばほぼフラットで、日本株への影響はニュートラルと予想する。
日経平均株価は前週末にかけて続伸したものの、日足チャート上では200日移動平均線(6日時点で2万7927円)に接近。直近では、同線が上値を抑える格好となっていただけに、戻り待ちの売りに押される場面も想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(前週末6日は109円71-73銭)と円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円72-76銭)とやや円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同6日の大阪取引所清算値比50円高の2万7890円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】 
 
■CARTA HOLDINGS <3688>
今期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■日本一ソフトウェア <3851>
4-6月期(1Q)経常は4.6倍増益で着地。
 
■シダックス <4837>
非開示だった今期経常は2.4倍増益、未定だった配当は無配継続。
 
■ニチリン <5184>
上期経常は3.9倍増益で着地、今期配当を16円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.01%にあたる14万5000株(金額で2億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■丸一鋼管 <5463>
今期経常を24%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
 
■三井金属 <5706>
今期経常を一転1%増益に上方修正。
 
■DOWAホールディングス <5714>
今期経常を32%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■那須電機鉄工 <5922>
今期経常を一転21%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
 
■高周波熱錬 <5976>
上期経常を82%上方修正、通期も増額、配当も6円増額。
 
■チャーム・ケア・コーポレーション <6062>
今期経常は25%増で6期連続最高益、前期配当を3円増額・今期は3円増配へ。
 
■FUJI <6134>
今期経常を一転25%増益に上方修正・4期ぶり最高益、配当も20円増額。
 
■日本ピラー工業 <6490>
今期経常を33%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。
 
■山一電機 <6941>
上期経常を31%上方修正、通期も増額。
 
■小野建 <7414>
今期経常を一転42%増益に上方修正・17期ぶり最高益、配当も32円増額。
 
■ナカニシ <7716>
今期経常を21%上方修正・7期ぶり最高益更新へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.69%にあたる60万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■ローランド <7944>
上期経常は3.2倍増益で上振れ着地、今期配当を44円増額修正。
 
■イノテック <9880>
4-6月期(1Q)経常は4.7倍増益で着地。
 
■愛光電気 <9909>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。近藤保社長が代表を務めるAKコーポレーションがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株2360円で6日終値を25.9%上回る水準。買い付け期間は8月10日から9月28日まで。
 
■ピーエス三菱 <1871>
4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益・上期計画を超過。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
10(火)
【国内】
7月景気ウォッチャー調査(14:00)
《決算発表》
ソフトバンクG、ブリヂストン、日ペイントH、アサヒ、三井不、大和ハウス、キリンHD、INPEX、GMOPG、T&DHD、日産化、飯田GHD、近鉄GHD、ワークマン、日本新薬、パーソルHD、F&LC、昭電工、東急不HD、横河電、住友林、IHI、東建物、ロート、IIJ、TOYOTIRE、GMO、東海カ、太平洋セメ、堀場製、上組、テクノプロHD、セイノーHD、DIC、ショーボンド、ヤオコー、アルバック、日揮HD、IRJHD、ニプロ、第一興商、日製鋼、イーレックス、伊予銀、HUグループ、パイロット、コロワイド、フジシール、阪和興、エスケー化研、マルハニチロ、エディオン、バローHD、大気社、北越コーポ、石油資源、昭和産、フクシマガリレ、プレイド、ヘリオス、GMO-FG、MTG
 
【海外】
独8月ZEW景況感指数(18:00)
米3年国債入札
 
 

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