もみ合い展開か。

 
6月最初の取引となる本日の市場は日経平均が続落。終値は前日比45円安の2万8814円だった米英市場が休場のため外国人投資家の市場参加は乏しい状況だったほか、日本独自の手掛かり材料にも欠け、前日の下げの反動から買いが先行したものの買いは続かず、全般は見送り色の強い展開だった。
 
 
あす2日の日経平均株価は、もみ合い展開か。休場明け1日の米国株動向にもよるが、スケジュール面で3日に米5月ADP雇用統計、5月ISM(米サプライマネジメント協会)非製造業景況指数、週末4日には米5月雇用統計の発表が予定され、重要イベントを控えて積極的な売買は期待しにくい。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(1日現在)
 
30089.25  新値三本足陽転値
29749.69  ボリンジャー:+1σ(13週)
29683.44  ボリンジャー:+2σ(25日)
29675.73  ボリンジャー:+1σ(26週)
29511.55  均衡表雲上限(日足)
29337.06  均衡表雲下限(日足)
29239.79  75日移動平均線
29196.09  13週移動平均線
29168.03  ボリンジャー:+1σ(25日)
 
28814.34  ★日経平均株価1日終値
 
28796.96  均衡表転換線(週足)
28761.50  6日移動平均線
28698.71  26週移動平均線
28652.62  25日移動平均線
28642.49  ボリンジャー:-1σ(13週)
28535.22  均衡表基準線(日足)
28520.80  均衡表基準線(週足)
28508.04  均衡表転換線(日足)
28137.21  ボリンジャー:-1σ(25日)
28088.89  ボリンジャー:-2σ(13週)
 
ローソク足は陰線を引いたが、長い下ヒゲが5日線処で下げ止まって下値での買い需要を確認。終値は上向きの5日線を上回ったほか、5日線下では5月10日を直近ピークに下降してきた25日線が上向きに転換し、短期トレンド反転を示唆している。一目均衡表では本日、応当日株価の下落に助けられて遅行線が強気シグナル発生を再開したが、明日2日からは応当日株価が切り上がっていくため、強気シグナル維持は微妙なところ。株価は依然として雲下にあり、転換線とその直下の基準線はともに横ばいで引けているため、目先はもみ合い延長の可能性が強く意識されよう。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次