22日の東京株式市場は、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万2000円-2万2300円。
大型連休を前にして上値は追いづらいだろう。一方、日本株は先週もしっかりした動きが続いた。今週は日米で企業決算も多く、売りも出しづらく方向感の出づらい動きとなることが予想されるだろう。
そのようななか、19年3月期の決算発表の本格化を控え、好業績が期待される銘柄に物色の矛先が向かいそうだ。
日経平均は先週末の終値(2万2200円)が5日線(2万2191円、19日時点)に近い。新たな材料に乏しい中、5日線を意識しながら様子見姿勢の強い地合いが続くと予想する
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の後半(前週末19日終値は111円91-94銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同125円83-87銭)と小動きとなっている。
大阪取引所のナイトセッションでは、19日の終値比10円安の2万2190円だった。
【好材料銘柄】
■セントラル総合開発 <3238>
前期経常を一転37%増益に上方修正。
■大日本住友製薬 <4506>
前期最終を39%上方修正。
■大和ハウス工業 <1925>
前期経常を1%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ジーエヌアイグループ <2160>
子会社の北京コンチネント薬業を事業主体とする子会社Continent Pharmaceuticalsが香港証券取引所へ上場申請。
■ディップ <2379>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.50%にあたる200万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月22日から7月31日まで。
■アクロディア <3823>
エストニアのOleStars社とファンコミュニティのプラットフォーム構築・運営で業務提携。
■図研エルミック <4770>
前期経常を18%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
22(月)
《決算発表》
アンジェス、コクヨ
【海外】
米3月シカゴ連銀活動指数(21:30)
米3月中古住宅販売(23:00)
《米決算発表》
ハリバートン、キンバリークラーク、ワールプール・コーポレーション、ケイデンス・デザイン・システムズ
休場:英、香港休場(イースター・マンデー)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
