日経平均は大幅上昇。朝方は売り買い交錯で始まったものの、その後日経平均株価は急速に水準を切り上げる展開となり大幅反発した。半導体製造装置関連株などに買いが目立った。
日経平均は200日線を上回り、7/2高値(21784円)に迫る動きとなった。
24日の東京株式市場はもみ合い商状か。
明日は引けあとに信越化学や日本電産、アドバンテストなどが発表を予定している。
取引時間中は7/24から始まる日米通商事務レベル協議を前に手控えムードは続きそうだが、米半導体指数の上昇が続けば地合い好転が維持できそう。
空売り比率が7/22現在で49.4%と再び50%近くまで上昇していた。先週の大幅高の前日にも51.1%(7/18)まで上昇していた経緯があり、短期筋の売り上がりのショートカバーが相場上昇に加担する格好となっている。
日本株の米国株に対する出遅れ感が幾分解消されていく公算が大きい。
■テクニカル・ポイント(23日現在)
21754.27 新値三本足陽転値
21734.74 ボリンジャー:+1σ(13週)
21698.33 均衡表雲上限(週足)
21659.54 ボリンジャー:+1σ(25日)
21545.45 200日移動平均線
21444.33 75日移動平均線
21436.73 6日移動平均線
21432.03 25日移動平均線
21416.79 ★日経平均株価23日終値
21356.79 均衡表転換線(日足)
21354.21 均衡表基準線(日足)
21340.34 13週移動平均線
21326.28 均衡表雲上限(日足)
21326.28 均衡表基準線(週足)
21324.48 26週移動平均線
21261.01 均衡表雲下限(週足)
21204.51 ボリンジャー:-1σ(25日)
21036.93 均衡表転換線(週足)
20976.99 ボリンジャー:-2σ(25日)
20945.93 ボリンジャー:-1σ(13週)
ローソク足は陽線を引き、12日以来の200日線超えで終了。ともに上向きの25日線が75日線を上回るゴールデンクロス(GC)を示現したほか、5日線が上向きに転じ、上昇圧力の増大を示唆している。
ボリンジャーバンドでは、中心線割れからスタートして一時+1σを上回り、終値は+1σ直下をキープ。ザラ場安値が-2σに接近した18日を直近ボトムとする反転トレンドを形成している。
RSI(14日ベース)は47.67%(昨日53.05%)、東証1部の騰落レシオは103.44といずれも中立圏にあり、株価の上昇余地を窺わせている。
【信用規制・解除】
(23日大引け後 発表分)
○ASIAN STAR <8946>
東証が24日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
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