6日の日経平均株価は続伸後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万9200円-2万9600円。
先週末の米国株はまちまち。NYダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇した。ダウ平均は74ドル安の3万5369ドルで取引を終えた。ダウ平均やS&P500は下げてはいるが大きく崩れたわけではなく、日本株にはポジティブな影響が及ぶだろう。
日経平均株価は前週末、菅義偉首相の自民党総裁選出馬見送り表明を受け急騰。
朝方は、前週末の地合いや、現地3日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値が、3日の大阪取引所清算値比435円高の2万9595円だったことから、同清算値にサヤ寄せするスタートとなろう。
ただ、前週末までの5連騰で、8月27日終値(2万7641.14銭)から1486円(約5.4%)の上昇となっているだけに、目先的な買い戻しの動きが一巡した後は、短期的な過熱感も警戒され、模様眺めムードが広がりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(前週末3日は110円03-04銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円65-69銭)とやや円高方向にある。
【好材料銘柄】
■日本駐車場開発 <2353>
今期経常は27%増で3期ぶり最高益、0.25円増配へ。
■gumi <3903>
出資先のdouble jump.tokyoがZホールディングス <4689> 、バンダイナムコホールディングス <7832> 、bitFlyer HoldingsとブロックチェーンやNFT領域などでそれぞれ協業すると発表。
■キャリア <6198>
今期経常を60%上方修正。
■総合商研 <7850>
前期経常を2.1倍上方修正。
■ロック・フィールド <2910>
今期経常を一転18%増益に上方修正。
■ティーライフ <3172>
今期経常は5%増で2期連続最高益、1円増配へ。
■稲葉製作所 <3421>
前期経常を13%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
6(月)
【国内】
《決算発表》
ファーマフーズ、アイル、ACCESS、フジコーポ、萩原工業、アイ・ケイ・ケイ、日ハウスHD、アスカネット
【海外】
休場:米国(レーバーデー)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
