5日の東京株式市場は、もみあい展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万2600円-2万2800円。
米国とカナダとの交渉の行方など不透明要因もあり、上値は積極的には追いづらいだろう。
きのう4日は方向感に乏しくもみ合いとなったが、引き続き手掛かり材料に欠けることから上にも下にも動けずの様子見姿勢が強まり、前日終値近辺での小動きが続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(4日終値は111円45-46銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同128円93-97銭)とやや円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所終値比60円安の2万2710円だった。
【好材料銘柄】
■Casa <7196>
上期経常を一転27%増益に上方修正。
■ポエック <9264>
東京電力ホールディングス <9501> からスプリンクラー消火装置ナイアスの導入に向けた調査検討業務を新規受注。
■ロゼッタ <6182>
人工知能によるIR情報の自動翻訳の精度向上に向けて、日本取引所グループ <8697> と実証実験を開始。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
5(水)
10年国債入札
《決算発表》
アスカネット、フジコーポ、楽天地
【海外】
中国8月財新サービス業PMI(10:45)
米7月貿易収支(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
