13日の東京株式市場は反発後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、3万1800円-3万2200円を想定。(12日終値3万1943円93銭)
米国株は上昇。ダウ平均は86ドル高の34347ドルで取引を終えた。注目の6月消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.0%上昇と伸び鈍化が確認でき、長期金利が大きく低下。インフレ長期化に対する過度な警戒が後退し、株高の展開となった。
日経平均株価はきのう12日に大幅反落した反動や、心理的なフシ目の3万2000円を終値ベースで割り込んだこともあり、リバウンド狙いの買いが先行するとみられる。
ただ、買い手がかりに乏しいこともあり、買い一巡後は、模様眺めムードが広がりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=138円台の半ば(12日は139円55-57銭)と円高に傾く一方、ユーロ・円が1ユーロ=154円トビ台(同153円86-90銭)とやや円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比95円高の3万2035円だった。
【好材料銘柄】
■FRONTEO <2158>
新規AI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory」事業を開始。
■エービーシー・マート <2670>
3-5月期(1Q)経常は62%増益で着地。また、8月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。
■シー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687>
上期経常を2.5倍上方修正、通期も増額。
■シーズメン <3083>
3-5月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■ケイブ <3760>
前期経常は黒字浮上で着地・3-5月期(4Q)経常は黒字浮上、今期業績は非開示。
■三協立山 <5932>
今期経常は61%増益へ。
■セラク <6199>
今期経常を34%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
■ティムコ <7501>
上期経常が65%増益で着地・3-5月期も56%増益。
■トランザクション <7818>
9-5月期(3Q累計)経常が55%増益で着地・3-5月期も73%増益。
■セントラル警備保障 <9740>
3-5月期(1Q)経常は40%増益で着地。
■コックス <9876>
今期経常を33%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
13(木)
【国内】
20年国債入札
《決算発表》
ファーストリテイ、7&I-HD、東宝、SHIFT、久光薬、竹内製作、Sansan、マニー、松竹、いちご、乃村工、TKP、不二越、S Foods、ウイングアーク、ニッケ、リテールPT、松屋、ABEJA、オキサイド、スタジオアリス、ビーウィズ、モリト、佐鳥電機、FIXER
【海外】
中国6月貿易収支
米6月生産者物価指数(21:30)
米6月財政収支(7/14 3:00)
米30年国債入札
《米決算発表》
デルタ航空、ペプシコ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
