Market Data
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【日経平均】
38776円94銭(△98円90銭=0.26%)
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【TOPIX】
2736.53(△1.93=0.07%)
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【グロース250】
680.22(▲3.15=0.46%)
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【プライム売買高】19億4682万株(△6883万株)
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【売買代金】4兆3160億円(▲1728億円)
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【値上がり銘柄数】556(前日:249)
【値下がり銘柄数】1031(前日:1344)
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【新高値銘柄数】19(前日:27)
【新安値銘柄数】61(前日:60)
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【25日騰落レシオ】110.07(前日:110.73)
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■本日のポイント
1.日経平均は98円高と3日ぶり反発、為替の円安転換好感
2.前日のNYダウは450ドル安、ウォルマートの下落が響く
3.国会での植田日銀総裁の発言を受け円安と株高が進行する
4.アドテスト、レーザーテクが高く、ディーエヌエが人気化
5.三菱UFJや三井住友FGが安く、トヨタは軟調に推移する
今週は軟調展開となった。
日経平均は17日、18日と連日で上昇。
ただ、両日とも場中に下げる場面があり、方向感は定まらなかった。
日銀の早期利上げが意識されて国内長期金利が上昇傾向となる中、19日に円高を嫌気して下落すると、20日は円高と株安が同時進行して400円を超える下落。節目の3万9000円を大幅に下回った。
21日はドル円の150円割れを嫌気して売りが先行したが、円高が一服して一転円安に振れたことで押し目買いが入り、3日ぶりに反発。週間では下落した。
日経平均は週間では約372円の下落となり、週足では陰線を形成した。
来週はしっかりした展開か。
月曜が休場で立ち合いは4日。米国で水曜26日にエヌビディアが決算発表を予定している。現状、国内半導体株に過熱感は乏しい。
それだけに、エヌビディアの決算反応が良ければ半導体株には素直に買いが入ると見込まれる。この場合、全体にもプラスの影響が及ぶだろう。
生成AIに対する過剰な期待は後退しており、エヌビディアの決算が案外でも、ネガティブな反応は半導体株に限られるとみる。
為替動向が気になるところではあるが、来週は米国で経済指標の発表が多い。米国の指標が強ければ円安(ドル高)要因となるだけに、ドル円の値動きはマイルドになると思われる。エヌビディアの決算を確認するまでは売り急ぎは抑制されるであろうし、エヌビディアの反応が良ければリスク選好ムードが高まる展開も期待できる。弱材料には一定の耐性を示し、週間では水準を切り上げると予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
39707.84 ボリンジャー:+1σ(26週)
39539.62 ボリンジャー:+1σ(25日)
39333.96 均衡表雲上限(日足)
39226.96 均衡表転換線(週足)
39192.84 13週移動平均線
39167.74 均衡表基準線(日足)
39137.86 25日移動平均線
39099.93 均衡表雲下限(日足)
39057.80 75日移動平均線
39035.61 6日移動平均線
39019.00 均衡表転換線(日足)
38780.74 26週移動平均線
38776.94 ★日経平均株価21日終値
38736.09 ボリンジャー:-1σ(25日)
38677.81 200日移動平均線
38600.93 ボリンジャー:-1σ(13週)
38334.33 ボリンジャー:-2σ(25日)
38009.01 ボリンジャー:-2σ(13週)
37932.56 ボリンジャー:-3σ(25日)
37913.92 新値三本足陰転値
37853.65 ボリンジャー:-1σ(26週)
37823.05 均衡表基準線(週足)
37417.09 ボリンジャー:-3σ(13週)
36926.55 ボリンジャー:-2σ(26週)
ローソク足は陽線を描いたが、高値と安値がともに前日水準を下回るとともに、昨日に続いて25日移動平均線の下方で推移し、短期的には売り手優勢の形状で今週の取引を終える形となった。
一方、下から順に26週線(38780.74円)、52週線(38781.61円)、13週線(39192.84円)が狭い値幅で並んでいる。今週の週足ローソク足の胴体部分は38776.94-39094.09円と、ほぼ26週-13週線のレンジに重なっており、中長期ベースでは足元の売り買い拮抗状態が推察される。
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