さらに伸びるか、米ドル円。

[概況]
 
15日の東京外国為替市場は、米ドル円が上昇した。上昇の理由は米中貿易協議の進展期待である。具体的には、東京時間午前中に伝わったクドローNEC(国家経済会議)委員長の「米中の第一段階の合意は近い」との発言で、これにより米ドル円は108.695円まで上昇するのだった。
 
さて、この後は米国の10月小売売上高や10月鉱工業生産といった注目度の高い経済指標が控えており、その結果によって米ドル円の上値はさらに伸びる可能性がある。上値としては、まず20日移動平均線が位置する108.75円近辺が、そして同水準を上抜ければ、その上の200日移動平均線(109.00円近辺)が目標になるだろう。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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