日経平均は小幅続落。
下値が200日移動平均線(2万2077円)近辺で支えられたことも安心感につながった
日経平均は底堅さが意識されるものの、5日線に上値を抑えられる格好から、じりじりと下値を切り下げる形状をみせており、テクニカルシグナルは悪化傾向にある。
当面は75日移動平均線(2万2175円)、200日移動平均線を含めたこの下値抵抗ゾーンが機能しそうである.
明日は週末要因からポジション調整的な買い戻しは意識されるものの、オーバーウィークを意識した積極的なロングポジションは入りづらいだろう。
そのため、テクニカル的な反発は意識されたとしても、トレンド転換は期待しづらく、こう着感の強い相場展開が続きそうである。
■上値・下値テクニカル・ポイント(28日現在)
22878.35 新値三本足陽転値
22777.17 ボリンジャー:+1σ(13週)
22767.04 ボリンジャー:+1σ(25日)
22559.95 均衡表雲上限(日足)
22521.06 25日移動平均線
22491.02 均衡表転換線(週足)
22471.61 均衡表基準線(日足)
22422.65 均衡表転換線(日足)
22405.36 6日移動平均線
22391.82 13週移動平均線
22329.68 26週移動平均線
22275.08 ボリンジャー:-1σ(25日)
22270.39 ★日経平均株価28日終値
22238.42 均衡表基準線(週足)
22175.10 75日移動平均線
22168.20 均衡表雲上限(週足)
22077.69 200日移動平均線
22029.09 ボリンジャー:-2σ(25日)
22006.46 ボリンジャー:-1σ(13週)
21783.11 ボリンジャー:-3σ(25日)
21698.94 均衡表雲下限(日足)
21621.11 ボリンジャー:-2σ(13週)
21496.08 ボリンジャー:-1σ(26週)
21235.76 ボリンジャー:-3σ(13週)
20977.58 均衡表雲下限(週足)
週間では水準を切り下げており、明日の動きは重要。
26週線(2万2329円、6/28時点、以下同じ)や13週線(2万2391円)を上回って終えることができるかが注目される。
テクニカルの節目を下回って終えるようだと、来週は売り圧力が強まりやすい。逆に、下を試した後に節目を上回って終えれば、目先の底打ち期待が高まる。
■東証主大別売買同行・6月第3週、外国人は4306億円と3週ぶりの売り越し
東京証券取引所が28日発表した6月第3週(6月18~22日)の投資部門別売買動向(東今日・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が4306億7448万円と3週ぶりの売り越しとなった。前週は317億7191万円の買い越しだった。
個人投資家は2115億5499万円と3週ぶりの買い越し。事業法人は423億7202万円と8週連続の買い越し。信託銀は1452億1998万円と2週ぶりの買い越しだった。
【信用規制・解除】
(28日大引け後 発表分)
■やまねメディ <2144> [JQG]
東証が29日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
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