[概況]
今週の外国為替市場では引き続き新型コロナウイルスに対する感染拡大への警戒感からリスク回避的な円買いが優勢となる可能性が考えられそうだ。ウイルスに関しては、中国国内に止まらず、アジアや欧米豪にまで徐々に感染は拡大していることが報じられている。
その他、28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表や、29日に日銀金融政策決定会合(1月20日・21日開催分)に対してする主な意見など金融政策などの発表も予定されている。
テクニカル的には米ドル円はまずは1月8日の安値から17日高値までの上昇分に対する半値押し水準にあたる一目均衡表の基準線(108.970円)付近を目標値として下落する展開などが考えられそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
