[概況]
今週の外国為替市場において米ドル円は引き続き107円付近では上値が重い推移となりそうか。先週末、米中両国が15日に予定していた閣僚級の貿易協議を延期したことなどが報じられた。加えて、動画アプリTikTok(ティックトック)を巡る問題などもあり、米中関係に対する懸念などから米ドル円の上値が抑えられる可能性も考えられる。
そのほか、主なイベントとしては19日にFOMC議事録(7月28日、29日開催分)の公表や21日に7月米中古住宅販売戸数(予想:539万件 前回:472万件)など米経済指標の発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は下方に位置する5日移動平均線(106.696円)などがサポートとなるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
