【今週の展望】米ドル円110円台では伸び悩む。

[概況]

今週の外国為替市場において、米ドル円は引き続き110円台では上値が重い展開となりそうか。先週末、6月米小売売上高 (予想:前月比-0.4% 結果:前月比0.6%)などが予想を上回ったことを受け一時110円台前半で推移したが、その後買いは続かず再び109円台後半で取引を終えた。米長期金利が低下したことで、日米金利差が意識され米ドル円は売りが出たようだ。引き続き米長期金利の動向などにも注目したい。

また、新型コロナウイルスの変異株(デルタ型)の感染が広がっていることなどからリスク回避の動きで比較的安全通貨として考えられる円にも買いが入る可能性が考えられ、米ドル円の上値は限定的となる可能性が考えられそうだ。

[提供:AIゴールド証券株式会社]

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