[概況]
今週の外国為替市場において、欧州中央銀行(ECB)理事会の内容などが注目となりそうか。先週末、8月米雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数(予想:140万人 結果:137.1万人)は予想値に届かなかったものの、失業率(予想:前月比9.8% 結果:前月比8.7%)の改善や平均賃金(結果:0.0% 結果:0.4%)の上昇など、総じて良い結果となったことから米ドル円は一時106円台半ば付近まで買われた。
また、今週は10日に開催されるECB理事会において、緩和政策の拡大に踏み切る可能性なども考えられる。仮に量的緩和の拡大などが発表された場合、ユーロ高の流れが一転し、米ドル買いを後押しする可能性も考えられるため注目となりそうだ。
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