[概況]
今週の外国為替市場において、米ドル円は引き続き上値が重い展開となりそうか。年末にかけて、日米主要株価が堅調な推移を見せるなか、リスク選好の動きで米ドル円は売りが優勢となり一時102円台を示現した。
新型コロナワクチン普及による経済正常化の期待や米国で年末に成立した米追加経済対策による景気の下支えなどが株買いの材料となる一方、リスク選好の流れから米ドル売りが継続となりそうか。
また、今週の主な経済指標は、5日に12月米ISM製造業景気指数(予想:56.8 前回:57.5)、6日に12月ADP 民間部門雇用者数(予想:14.0万人 前回:30.7万人)、7日に米新規失業保険申請件数(前回: 80.3万件)、12月米ISM非製造業景気指数(予想:55 前回:55.9)、8日には米雇用統計などが予定されている。
[提供:AIゴールド証券株式会社]
