「SQ値は27779円」
前引けの日経平均株価は138円57銭(0.5%)高の2万7722円92銭と反発。
NY株安の影響はなくむしろ円安・ドル高に振れたことを背景に株価指数先物に上昇。
前日に決算や株式分割などを発表した東エレクは1銘柄で日経平均を約69円押し上げた。
日経平均の上昇幅は一時200円を超えた場面があった。
TOPIXは前引け時点で6日続伸し2000ポイントは指呼の間。
東証プライムの売買代金は1兆9275億円。
値上がり933銘柄。
値下がりは817銘柄。
大日印、神戸鋼が上昇。
菱地所、フジクラが下落。
日経平均のザラ場高値は27814円。
2月SQ値27779円は上回った場面があった。
前引け時点で下回っている。
大和のレポートは「ドテン」。
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東京エレクトロンは前回業績下方修正をしたが今回は一転上方修正。
IMFも世界経済見通しを下方修正から上方修正に方向が変化したのと同じ動き。
中国がゼロコロナ政策を終了した辺りから、世界は多くの主体がドテン強気に転じ始めた印象。
米個人投資家がドテン強気転換。
米国の個人投資家には足もとから税還付が始まる。
例年5月までに3000億ドルレベル(約40兆円レベル)の資金が手元に戻る。
セルインメイ(5月に株を売れ)の相場格言の背景。
市場への影響が大きい。
電子納税の影響で近年2月の還付額が多いという。
足もと急速にキャッシュリッチとなる米国個人投資家。
強気に転じたことで、市場への影響は益々大きくなるだろう。
(櫻井)。
