「PER20倍台時代」
NY株式市場は続落。
NYダウは516ドル安と続落し3日間の下落幅は1082ドル。
悪材料はFRBのパウエル議長発言。
「新型コロナウイルス感染拡大によって米経済が長期にわたり低迷する恐れがある」との見通しが嫌気された。
もっとも引け際はNYダウは約200ドル、NASDAQは約100ポイント近く下落幅を縮小。
前日の国立アレルギー・感染症研究所のファウチ所長。
「ロックダウン措置の解除を急げば新型コロナ感染の第2波を招くリスクがある」を警戒。
ここに経済の専門家FRBのコメントが加わり警戒要因となった。
米連邦退職貯蓄投資理事会(FRTIB)が一部中国企業への投資を無期延期すると発表。
米中間の緊張を高めたと解釈された。
パウエル議長はマイナス金利の考えを断固として否定。
ただ2021年4月以降の金利先物はなおマイナス金利を織り込んでいる。
10年国債利回りは0.654%。
2年国債利回りは0.164%。
ドル円は107円水準。
恐怖と欲望指数は39→38。
水曜の日経平均は寄り付き226円安、終値99円安と2日続落。
下落幅は一時300円を超えた場面もあった。
日足は2日ぶりの陽線。
新興市場は上昇だった。
東証1部の売買代金は2兆3290億円。
値上がり975銘柄(前日840銘柄)。
値下がり1103銘柄(前日1244銘柄)。
新高値41銘柄(前日35銘柄)。
新安値0銘柄(前日0銘柄)は4日連続。
騰落レシオは132.19(前日124.85)。
NTレシオは13.74倍。
サイコロは6勝6敗で50.0%。
右肩上がりの25日線(19519円)からは3.53%のプラスかい離。
右肩下がりの75日線は20682円。
横ばって来た200日線(21704円)から6.62%のマイナスかい離。
右肩上がりになった5日線(20175円)から0.45%のプラス。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.477%(前日▲12.774%)。
買い方▲11.854%(前日▲11.783%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲20.530%(前日▲22.221%)。
買い方▲19.177%(前日▲19.581%)。
空売り比率は41.8%(2日連続の40%超)。
空売り規制なしの比率は7.3%。
5月8日時点の裁定売り残は687億円増の2兆3537億円。
2週ぶりに増加。
当限は636億円増の2兆1694億円。
翌限以降は50億円増の1843億円。
同裁定買い残は195億円増の5191億円。
2週連続の増加。
当限は118億円増の3824億円。
翌限以降は77億円増の1367億円。
日経HVは28.3、日経VIは29.15。
日経平均採用銘柄の予想PERは23.74倍(前日18.64倍)。
EPSは853円(前日1092円、前々日1892円)。
東証1部の全銘柄だと予想PERは24.53倍。
PBRは0.97倍。
BPSは20893円。
東証1部全銘柄のPBRは1.08倍。
225先物採用銘柄の益回りは4.21%(前日5.36%)。
配当利回りは1.69%。
ドル建て日経平均は189.16(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は1.26円高の1999円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1765円(前日1681円)。
東証1部の時価総額は564兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比185円安の20165円。
高値20410円、安値20035円。
大証夜間取引終値は日中比220円安の20130円。
気学では「不時の高下を見せる日。逆張りで駆け引きせよ」。
金曜は「逆向かいの日。大いに高きは売り、安きは買い」。
ボリンジャーのプラス1σが20084円。
プラス2σが20650円。
一目均衡の雲の上限は20237円。
雲の上の綱渡りの印象は継続。
下限は18715円。
勝手雲の上限は19243円で19日連続勝手雲の上。
RSIが55.06。
RCIが92.31。
SQ値20073円に対しては4連勝。
先週まで3連勝で今年8勝10敗の木曜日。
今年の曜日別勝敗(5月13日まで)
↓
月曜6勝10敗
火曜8勝9敗
水曜8勝9敗
木曜8勝10敗
金曜8勝9敗。
水曜のNYダウは516ドル安の23247ドルと3日続落。
NASDAQは139ポイント安の8863ポイントと続落。
S&P500は50ポイント安の2820ポイント。
ダウ輸送株指数は178ポイント安の7823ポイントと3日続落。
SOX指数は1.9577%下落。
VIX指数は35.27。
3市場の売買高は124.3億株(過去20日平均は114.4億株)。
225先物CME円建ては大証日中比185円安の20165円。
ドル建ては大証比日中比160円安の20190円。
ドル円は107.02円。
10年国債利回りは0.654%。
2年国債利回りは0.164%。
◇━━━ カタリスト━━━◇
グレイス(6541)・・・動兆
グレイステクのロジーに注目する。
同社は内外メーカー向けに産業機械マニュアルの作成、管理、運用システムや企画、翻訳サービス提供。
業績は好調。
21年3月期も2ケタの増収増益見通し。
7期連続増収増益をめざす;利益重視で営業利益率向上
連続増益。
21年3月期も2ケタの増収増益見通し。
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コメントは「テレワークの導入や業務改善のために業務マニュアルの見直し依頼が殺到しております」。
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(兜町カタリスト櫻井)
