「NYの5月はハイテク」

「NYの5月はハイテク」

「CPI待ちで動けずとの解釈」

週明けのNY株式市場で主要3指数はほぼ横ばいでマチマチの展開。
今度は「消費者物価指数(CPI)待ちで動けず」との解釈。
食肉加工大手タイソン・フーズの決算は第2四半期決算が予想外の赤字。
通期の売上高見通しを下方修正。
タイソン・フーズは16.41%急落。
地銀株は朝方上昇したがその後失速。
KBW地銀株指数は2.82%安。
パックウエスト・バンコープは資本増強に向け四半期配当金を大幅に減額したことを受けて一時約30%急伸。
その後上昇幅を縮小し3.65%高。
もっとも、地銀株の空売り規制の導入をにらむ市場関係者は増加基調。
3月の卸売在庫は前月から横ばいとなり、速報値(0.1%増)から下方修正。2021年8月撮影(2023年 ロイター/Rebecca Cook/File Photo)
卸売在庫が前月比横ばいになるのは2カ月連続。
3月は需要減退を反映し、在庫が全てはけるのに必要な期間が約3年ぶりの長さに延びた。
3月は前年同月比で9.1%増えた。
地方銀行を巡る状況は最悪期を脱したとの楽観的な見方を背景に国債利回りは上昇。
10年国債利回りは3.507%。
2年国債利回りは4.001%。
FRBの上級銀行貸出担当者調査(SLOOS)で、米銀による融資基準の引き締めが示されたが、特段材料視されなかった。
ドル円は135円台前半。
WTI原油先物6月限は前日比1.82ドル(2.6%)高の73.16ドル。
SKEW指数は130.54→134.32→132.32。
恐怖と欲望指数は59→60(3月15日が22)。

週明けのNYダウは55ドル(0.17%)安の33618ドルと反落。
高値33747ドル、安値33509ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは104.93%(前日115.23%)。
NASDAQは21ポイント(0.18%)高の12256ポイントと続伸。
高値12264ポイント、安値12178ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは90.14%(前日93.51%)。
S&P500は1ポイント(0.05%)高の4138ポイントと続伸。
高値4142ポイント、安値4123ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは101.25%(前日109.58%)。
ダウ輸送株指数は107ポイント(0.76%)安の14015ポイントと反落。
SOX指数は16ポイント(0.56%)高の3024ポイントと続伸。
VIX指数は16.98と低下。
NYSE出来高は8.50億株(前日9.77億株)。

3市場合算出来高は105.7億株(前日105.7億株、直近20日平均は107億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比100円高の29050円。
ドル建ては大証日中比115円高の29065円。
ドル円は135.08円。
10年国債利回りは3.507%。
2年国債利回りは4.001%。

「29000円攻防」

週明けの日経平均は寄り付き62円安。
終値は208円(▲0.71%)安の28949円と5日ぶりに反落。
4月28日は28459円→28499円にマド。
5月1日は28879円→29016円にマドで2空。
日足は2日連続で陰線。
TOPIXは4.32ポイント(▲0.21%)安の2071ポイントと続落。
プライム市場指数は2.28ポイント(▲0.21%)安の1065.68と続落。
東証マザーズ指数は10.96ポイント(△1.47%)高の755.11と続伸。
プライム市場の売買代金は2兆9825億円(前日は2兆6676億円)。
値上がり1126銘柄(前日623銘柄)。
値下がり637銘柄(前日1115銘柄)。
新高値293銘柄(前日260銘柄)。
新安値8銘柄(前日17銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは130.75(前日138.00)。
NTレシオは13.98倍(前日14.05倍)。
15日ぶりに13倍台。
サイコロは8勝4敗で66.66%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
マザーズ指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(28342円)からは△2.14%(前日△3.03%)。
17日連続で上回った。
上向きの75日線は27755円。
30日連続で上回った。
上向きの200日線(27570円)からは△5.00%(前日△5.80%)。
28日連続で上回った。
上向きの5日線は28909円。
4日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.423%(前日▲11.745%)
買い方▲8.088%(前日▲8.450%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.082%(前日▲9.161%)。
買い方▲21.719% (前日▲23.019%)。
空売り比率は41.9%(前日42.1%、37日連続で40%超)
空売り規制なしの銘柄の比率7.7%(前日8.7%)。
4月28日時点の裁定売り残は232億円減の3847億円。
2週連続で減少。
同裁定買い残は504億円減の9715億円。
2週間ぶりに減少。
当限は売り残が233億円減の3674億円。
買い残が510億円減の8666億円。
翌限以降は売り残が1億円増の173億円。
買い残が5億円増の545億円。
日経VIは16.20(前日15.81)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.69倍(前日13.67倍)。
前期基準では13.51倍。
EPSは2114円(前日2132円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.23倍(前日1.24倍)。
BPSは23536円(前日23514円)。
10年国債利回りは0.410%(前日0.420%)。
日経平均の予想益回りは7.30%。
予想配当り利回りは2.18%。
プライム市場の予想PERは14.37倍。
前期基準では14.26倍。
PBRは1.22倍。
プライム市場の予想益回りは6.95%。
配当利回り加重平均は2.42%。
プライム市場の単純平均は4円高の2482円。
プライム市場の売買単価は2515円(前日2566円)。
プライム市場の時価総額は742兆円(前日742兆円)。
ドル建て日経平均は214.79(前日211.97)と4日ぶりに反発。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比100円高の29050円。
高値29140円、安値28925円。
大証先物夜間取引終値は大証日中90円高の29040円。
気学では「目先の天底を知る」。
水曜は「押し込んでも戻す日」。
木曜は「戻り売り方針良し」。
金曜は「押し目買い方針の日」。
ボリンジャーのプラス1σが28806円。
プラス2σが29269円。
プラス3σが29732円。
アノマリー的には「水星逆行(→5月15日)」。
そして「株安の日、5月最弱の日」。

《今日のポイント5月9日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数はほぼ横ばいでマチマチの展開。
   10年国債利回りは3.507%。
   2年国債利回りは4.001%。
   ドル円は135円台前半。
   SKEW指数は130.54→134.32→132.32。
   恐怖と欲望指数は59→60(3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は107ポイント(0.76%)安の14015ポイントと反落。
   SOX指数は16ポイント(0.56%)高の3024ポイントと続伸。
   VIX指数は16.98と低下。
   NYSE出来高は8.50億株(前日9.77億株)。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比100円高の29050円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆9825億円(前日は2兆6676億円)。
   値上がり1126銘柄(前日623銘柄)。
   値下がり637銘柄(前日1115銘柄)。
   新高値293銘柄(前日260銘柄)。
   新安値8銘柄(前日17銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは130.75(前日138.00)。
   NTレシオは13.98倍(前日14.05倍)。
   15日ぶりに13倍台。
   サイコロは8勝4敗で66.66%。
   
(4)上向きの25日線(28342円)からは△2.14%(前日△3.03%)。
   17日連続で上回った。
   上向きの75日線は27755円。
   30日連続で上回った。
   上向きの200日線(27570円)からは△5.00%(前日△5.80%)。
   28日連続で上回った。
   上向きの5日線は28909円。
   4日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.423%(前日▲11.745%)
   買い方▲8.088%(前日▲8.450%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.082%(前日▲9.161%)。
   買い方▲21.719% (前日▲23.019%)。

(6)空売り比率は41.9%(前日42.1%、37日連続で40%超)
   空売り規制なしの銘柄の比率7.7%(前日8.7%)。
   4月28日時点の裁定売り残は232億円減の3847億円。
   2週連続で減少。
   同裁定買い残は504億円減の9715億円。
   2週間ぶりに減少。
   当限は売り残が233億円減の3674億円。
   買い残が510億円減の8666億円。
   翌限以降は売り残が1億円増の173億円。
   買い残が5億円増の545億円。
   日経VIは16.20(前日15.81)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.69倍(前日13.67倍)。
   EPSは2114円(前日2132円)。
   11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.23倍(前日1.24倍)。
   BPSは23536円(前日23514円)。
   10年国債利回りは0.410%(前日0.420%)。

(8)プライム市場の単純平均は4円高の2482円。
   プライム市場の時価総額は742兆円(前日742兆円)。
   ドル建て日経平均は214.79(前日211.97)と4日ぶりに反発。

(9)ボリンジャーのプラス1σが28806円。
   プラス2σが29269円。
   プラス3σが29732円。
   アノマリー的には「水星逆行(→5月15日)」。
   そして「株安の日、5月最弱の日」。

今年の曜日別勝敗(5月8日まで)

月曜11勝6敗
火曜12勝4敗
水曜10勝7敗
木曜8勝8敗
金曜12勝5敗

4月28日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.29%(前週▲9.27%)。
2週連続で悪化。
3週連続で1ケタ。
4月28日時点の信用売り残は378億円減の7659億円。
2週ぶりに減少。
同信用買い残は164億円減の3兆3119億円。
3週連続で減少。
信用倍率は4.32倍(前週4.14倍)。
5週連続で4倍台。
株数では7.16倍。
4月28日時点の裁定売り残は232億円減の3847億円。
2週連続で減少。
同裁定買い残は504億円減の9715億円。
2週間ぶりに減少。
当限は売り残が233億円減の3674億円。
買い残が510億円減の8666億円。
翌限以降は売り残が1億円増の173億円。
買い残が5億円増の545億円。

5月のNY株はそれほど強くないとトレーダーズ・アルマナック。
大統領選挙前年の5月のNYダウは上昇9回、下落9回。
平均騰落率はマイナス0.3%と軟調。
S&P500も上昇9回、下落9回。
平均騰落率はマイナス0.2%。
いずれも軟調。
しかし1971年以降のNASDAQ総合指数は上昇7回、下落6回。
平均騰落率プラス1.1%。
比較的ハイテクが強い傾向があるという。

サンフランシスコ(SF)地区連銀の調査。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前と比較して、米家計は依然として約5000億ドルの貯蓄超過。
年内の個人消費を支える可能性がある。
余剰資金がいつまで支出を支えることができるかは、家計の貯蓄に対する選好度の変化、支出パターンの変化、期限が切れたパンデミック支援に代わる他の収入源の有無などにかかっているという。
パンデミック後のピーク時には2.1兆ドルに達していた家計の貯蓄超過はその大半がすでに使用された。
ただ残りの5000億ドルは「少なくとも2023年第4・四半期まで個人消費を支え続けるだろう」。

(兜町カタリスト櫻井)

 

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