「NYの欲望指数はほぼ最大限」
週明けのNY株式市場でNYダウは3日続伸。
3日連続で過去最高値を更新した。
中国政府がすべての貿易相手国に対して来年1月から冷凍豚肉など859品目の関税引き下げを決めたことを好感。
3Mや半導体セクターなど中国売上高比率が高い銘柄中心に買い優勢の展開。
CEOの退任を発表し経営責任の明確化で主力小型機「737MAX」の運航再開が進むとの期待が強まったボーイングが3%上昇。
目標株価が引き上げられたアップルは上場来高値を更新。
NASDAQは9日続伸し過去最高値を更新。
9日続伸は2017年9月26日から10月6日に9日続伸して以来2年2カ月ぶりのこと。
S&P50は3日続伸。
8日連続でザラバの市場最高値を更新。
クリスマスを2日前のNY株は高いというアノマリー通りになった。
年初来ではNYダウが22.39%、NASDAQが34.82%、S&P500が28.61%の上昇となっている。
耐久財受注額(季節調整済み、半導体を除く)は前月から2.0%減少。
2カ月ぶりの減少。市場予想は1.2%程度の増加だった。
新築一戸建て住宅販売件数(季節調整済み、年率換算)は71.9万戸で前月比1.3%増加。
市場予想の73万戸は下回ったが前年同月比では16.9%増。
販売価格(中央値)は33.08万ドルで前年同月から7.2%上昇。
10年国債利回りは1.93%。
2年国債利回りは1.65%。
ドル円は109円台前半。
今夜のNYはクリスマス前で半日取引。
そしてクリスマスの休日を迎える。
恐怖と欲望指数は90→91→92と上昇。
1か月前は「69」、1年前はわずか「3」だった。
31年ぶりの12月23日の立ち合い。
日経平均は寄り付き105円高、終値4円高と4日ぶりの小幅反発。
日足は6日連続の陰線。
東証1部の売買代金は1兆4999円。
9月3日の1兆3374億円以来約3か月半ぶりの低水準。
値上がり586銘柄、値下がり1486銘柄。
新高値102銘柄と13日連続の3ケタ。
新安値12銘柄。
騰落レシオは101.13。
NTレシオは13.77倍。
サイコロは6勝6敗で50%。
25日線(23473円)からは1.46%、200日(21802円)からは9.24%のプラスかい離。
右肩下がりになった5日線(23924円)が上値抵抗線継続。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.309% 。
買い方▲6.888%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.767%。
買い方▲13.712%。
売り比率は36.9%で8日連続の40%割れ。
空売り規制なし銘柄の比率は5.7%。
日経HVは11.6、日経VIは13.85。
日経平均採用銘柄のPERは14.46倍。
EPSは1647円。
PBRは1.17倍。
BPSは20359円。
ドル建て日経平均は217.70(12月13日が219.64)。
東証単純平均株価は9円安の2331円(昨年末2077円)。
シカゴ225終値は大証日中比50円高の23800円。
高値23860円、安値23730円。
気学では「高くば売り。安きは買い」。
水曜は「弱体日にして安き日。吹き値売り方針良し」。
木曜は「逆行性強き日。逆張り方針良し」。
金曜は「よく動く日。波動について駆け引きせよ」。
月足陽線基準は23529円。
年足陽線基準は19561円。
いずれにしても薄商いのシーズン。
6日連続日足陰線からの脱却が欲しい。
NYダウは96ドル高の28551ドルと3日続伸。
NASDAQは34ポイント高の8945ポイントと9日続伸。
S&P500は2ポイント高の3224ポイントと3日続伸。
いずれも過去最高値を更新。
ダウ輸送株指数は11ポイント高の10912ポイント。
SOX指数は0.18%上昇。
VIX指数は12.68。
225先物CME円建ては大証日中比50円高の23800円。
ドル建ては大証比日中比75円高の23825円。
大証夜間取引終値は日中比20円高の23770円。
ドル円は109.39円。
10年国債利回りは1.93%。
2年国債利回りは1.65%。
(兜町カタリスト櫻井)
