「EPS1168円と時価総額719兆円の戦い」
週明けのNY株式市場で主要3指数は続伸し揃って終値ベースの過去最高値を更新。
NYダウとS&P500は昨年8月以来の6日続伸。
小型株が大型株をアウトパフォームした。
イエレン財務長官のコメント。
「議会が1.9兆ドルの経済対策法案を承認すれば、米国は来年にも完全雇用を実現できる」。
これは好感された。
新型コロナの新規感染者の減少傾向も追い風。
ディズニーやシスコシステムズ、GMが上昇した。
財政刺激策が経済成長を押し上げインフレに拍車がかかるとの見方から10年債利回りは1.2%まで上昇。
昨年3月以来の高水準となった。
10年国債利回りは1.175%。
2年国債利回りは0.113%。
テスラが15億ドル出資したと伝わったビッドコインは一時44899ドルと過去最高値を更新。
ドル円は105円台前半。
SKEW指数は136.65と上昇。
恐怖と欲望指数は53→56。
週明けのNYダウは237ドル高の31385ドルと昨年8月以来の6日続伸。
NASDAQは131ポイント高の13987ポイントと3日続伸。
S&P500は28ポイント高の3915ポイントと6日続伸。
ダウ輸送株指数は86ポイント高の12874ポイントと6日続伸。
SOX指数は3.13%高の3078ポイントと反発。
VIX指数は21.28と上昇。
3市場の売買高は153.2億株(前日は136.5億株、過去20日平均は155.1億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比25円高の29435円。
ドル建ては大証比日中比35円高の29445円。
ドル円は105.19円。
10年国債利回りは1.175%。
2年国債利回りは0.113%。
週明けの日経平均は寄り付き52円高。
終値は609円高の29388円と3日続伸。
90年8月3日以来の29000円台回復。
日足は3日ぶりの陽線。
丸坊主に近い長大陽線。
27000円台替わりの昨年12月29日(714円高)。
28000円台替わりの今年1月8日(648円高)。
いずれも同じような足。
TOPIXは続伸し2018年1月高値を上回った。
東証マザーズ指数は続伸。
日経ジャスダック平均は続伸
東証1部の売買代金は3兆3925億円(前日3兆1899億円)。
15日連続で2兆円超。
値上がり1710銘柄(前日1548銘柄)。
値下がり429銘柄(前日563銘柄)。
新高値137銘柄(前日84銘柄)。
新安値1銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは119.87(前日110.29)。
NTレシオは15.28倍(前日15.22倍)。
30日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
右肩上がりの25日線(28288円)からは△3.89%。
6日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は26525円。
右肩上がりの200日線(23857円)からは△23.18%(前日△20.88%)。
2日連続で△20%超。
右肩上がりに転じた5日線(28703円)から△2.39%。
5日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.688%(前日▲19.636%)。
買い方▲2.729%(前日▲3.588%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.367%(前日▲10.862%)。
買い方▲11.274%(前日▲11.684%)。
売り方買い方拮抗。
空売り比率35.0%(5日連続40%割れ:前日36.0%)。
空売り規制なしの比率7.1%(前日6.7%)。
日経VIは21.34と上昇。
日経平均採用銘柄の予想PERは25.16倍(前日25.17倍)。
2日連続25倍台。
前期基準では21.83倍。
EPSは1168円(前日1143円)。
225のPBRは1.30倍。
BPSは22606円(前日22660円)。
225先物採用銘柄の益回りは3.97%(前日3.97%)。
配当利回りは1.61%。
東証1部全銘柄だと予想PERは27.17倍。
前期基準では23.54倍。
PBRは1.39倍。
ドル建て日経平均は278.54(前日272.71)。
東証1部単純平均株価は31円高の2437円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2139円(前日2075円)
東証1部時価総額は719兆円(前日708兆円)と過去最高。
2日連続700兆円台。
週明けのシカゴ225先物終値は大証日中比25円高の29435円。
高値29530円、安値28805円。
225先物大証夜間取引終値は日中比20円高の29430円。
気学では「初安は買い、寄り付き高は売り狙い良し」。
水曜は「逆行性を含む日。前後場足取りを異にする」。
金曜は「強象日。押し目買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが28846円。
プラス2σが29404円。
一目均衡の雲の上限が26955円。
64日連続で雲の上。
勝手雲の上限は28610円。
勝手雲の下限は27990円。
2日連続で勝手雲の上。
勝手雲は16日に黒くねじれる。
RSIが58.72(前日56.53)。
RCIが52.20(前日40.93)。
34年前の2月9日はNTT上上場記念日。
NYダウの上昇率は0.76%。
上昇率を日経平均に換算すれば29620円水準。
《今日のポイント2月9日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は続伸。
揃って終値ベースの過去最高値を更新。
NYダウとS&P500は昨年8月以来の6日続伸。
SKEW指数は136.65と上昇。
恐怖と欲望指数は53→56。
(2)ダウ輸送株指数は86ポイント高の12874ポイントと6日続伸。
SOX指数は3.13%高の3078ポイントと反発。
VIX指数は21.28と上昇。
3市場の売買高は153.2億株(前日は136.5億株、過去20日平均は155.1億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比25円高の29435円。
(3)東証1部の売買代金は3兆3925億円(前日3兆1899億円)。
15日連続で2兆円超。
新高値137銘柄(前日84銘柄)。
新安値1銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは119.87(前日110.29)。
NTレシオは15.28倍(前日15.22倍)。
30日連続で15倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)右肩上がりの25日線(28288円)からは△3.89%。
6日連続で上回った。
右肩上がりの200日線(23857円)からは△23.18%(前日△20.88%)。
2日連続で△20%超。
右肩上がりに転じた5日線(28703円)から△2.39%。
5日連続で上回った。
(5)空売り比率35.0%(5日連続40%割れ:前日36.0%)。
空売り規制なしの比率7.1%(前日6.7%)。
日経VIは21.34と上昇。
(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲20.688%(前日▲19.636%)。
買い方▲2.729%(前日▲3.588%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.367%(前日▲10.862%)。
買い方▲11.274%(前日▲11.684%)。
売り方買い方拮抗。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは25.16倍(前日25.17倍)。
2日連続25倍台。
EPSは1168円(前日1143円)。
BPSは22606円(前日22660円)。
(8)ドル建て日経平均は278.54(前日272.71)。
東証1部時価総額は719兆円(前日708兆円)と過去最高。
2日連続700兆円台。
(9)ボリンジャーのプラス1σが28846円。
プラス2σが29404円。
勝手雲は16日に黒くねじれる。
RSIが58.72(前日56.53)。
RCIが52.20(前日40.93)。
34年前の2月9日はNTT上上場記念日。
NYダウの上昇率は0.76%。
上昇率を日経平均に換算すれば29620円水準。
今年の曜日別勝敗(2月8日まで)
↓
月曜3勝2敗
火曜3勝2敗
水曜3勝2敗
木曜3勝2敗
金曜2勝3敗
日経平均は29000円台。
日経朝刊では「市場の見方。好需給で上昇に拍車」。
登場したコメント。
「日経平均3万円が現実味を帯びている」。
「3万円の到達は期待しないでいる」。
「買戻しの域を出ていない」。
3万円まであと600円というか2%程度の上昇で到達する。
この期に及んで「現実味」とか「期待しない」とかいうコメントは興味深い。
しかも「市場関係者に今後数カ月の目標値を聞く」という企画は消えた。
元旦の朝刊の経営者アンケートでは「2割が3万円目標」だった。
とすると、この先の水準は想定外なのでつじつま合わせに苦労する人も多くなることだろう。
「分母が大きくなっているのだから値幅は当然大きくなる」。
日経平均8000円の時代と3万円の時代では同じ1%の変動が80円と300円。
この違いは大きい。
海外投資家動向や業績動向などを持ち出すと話題は複雑になる。
そうではなくて、図式を単純にすれば・・・。
「EPS1168円と時価総額719兆円の戦い」。
闘いなのか相克なのか同舟なのかは不明だが、ここがポイントだろう。
◇━━━ カタリスト━━━◇
PCI(3918)・・・動兆
PCIHDに注目する。
同社は自動車、家電などの組み込みソフト開発が主力。
デジタル化加速でIoT向け通信制御とセキュリティソフトの販路拡大。
グループ子会社である(株)トラッキモGPSは今9月期より連結子会社。
第1四半期は軟調だったが通期業績は見直しナシ。
中計実現に期待。
(兜町カタリスト櫻井)
